昨日は
『ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 ― 約束の果て』
を観劇してきました。
2024年に京都府舞鶴市で上演された作品が、今年再演されました。
第二次世界大戦後、日本最後の引揚港となった京都・舞鶴港の歴史を背景に、シベリア抑留を経験した人々の記憶をもとに描かれた物語です。
日本兵たちはシベリアで過酷な労働を強いられ、飢えや寒さによって、多くの人が命を落としていきます。
そんな過酷な状況の中で交わされた、
「必ずダモイ(帰還)を果たす。」
という約束。
https://www.thxgive.com/readingworld/yakusokunohate2026/
※作品のあらすじは、公式サイトを参考にしています。
出典:『ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 ― 約束の果て』公式サイト
推しのさっくんはもちろん、声優さんたちの表現が本当に素晴らしくて、声だけなのに、その場の情景が目の前に浮かんでくるようでした。
兵隊さんが家族に宛てた手紙や、仲間が目の前で亡くなってしまう場面……。
もう胸が締めつけられる思いで、気づけば大号泣でした。
何度手紙を送っても返事が届かない人もいて。
手紙が届くまでに何ヶ月もかかる時代。
やっとの思いで家族に生きていることを伝えても、その手紙が届く頃には、本人が亡くなってしまっているかもしれない。
そう考えると、本当に言葉にならないほどつらかったです。
個人的に、戦争に関する作品は観ていると気持ちが沈んでしまうので、これまであまり積極的には観ないようにしていました。
でも、今回の作品を通して、こうした歴史を風化させてはいけないし、実際に経験した方々の記憶や思いを、これからも語り継いでいかなければいけないのかなと、改めて感じました。
そして、もうひとつ。
大切な人に会えることも、何気ない日常を過ごせることも、決して当たり前ではないということ。
会いたいときに会えること。
何気ない会話ができること。
「また今度ね」と約束できること。
普段は当たり前だと思っていることも、本当はとても大切で、かけがえのない時間なんですよね。
そんなことを改めて考えさせられた作品でした。
推しのさっくんが出演してくれたからこそ、この作品に出会えたことに感謝です。
素晴らしい作品を届けてくれて、ありがとう。
朗読劇は初めてでしたが、観劇できて本当によかったです。



