沖縄が好きです。
年に2回以上は夫婦で行ってます。
チャラいとこは卒業で、グスク巡りとか
御嶽巡りとか、地元の芸人(FEC)のライブとか
ガイドブックに載っていないところがメインです。
離島ももちろん好きで、石垣、西表、小浜、
竹富、波照間、与那国、宮古、伊良部、
本島周辺では久米島、久高島などに行きました。
(その他「橋で繋がっているところ」は全部行ってます)
不動産屋的に気になったのは沖縄王朝発祥の地である
久高島の土地所有形態です。
久高島は沖縄本島南部の知念半島沖に位置して
沖縄王朝の起源とされる信仰の島であります。
後継者不足で近年途絶えてしまった「イザイホー」という
祭祀は古代琉球を知るための学術的にも重要なものでした。
今でも年間数十回伝統的な儀式が全島を挙げて
執り行われているという奇跡の島でもあります。
ここには琉球王朝があった時代の「地割制度」が今も息づき、
限られた土地資源を住民全員が公平に享受できる
慣習が残っています。
法律的な所有権は定かでありませんが、
いわば、土地の利用権はあれど所有の概念はないという
住民全員の総意による伝統的な「共有制度」です。
土地の所有権はないけど、何故か東京より酷いバブルの
吹き荒れる、上海の「利用権」とは似て非なるものです。
私も不動産屋の端くれですので、沖縄本島をレンタカーで
ドライブなどしていると、「売地」の看板を目にして
ここはいくらだろうとか、昨今話題の「軍用地」の利回り
どのくらいだろうとか、素晴らしい自然と、魅力的文化の
ある沖縄の地で不謹慎なことばかり考えているのですが、
さすがに久高島ではこんな邪念は湧きあがりませんでした。
沖縄の離島にも、本土資本の乱開発の魔の手は
荒れ狂っていますが、久高島にはこのような事情もあり
今のところ「悪魔」の手は及んでおりません。
業界人としていうのも如何なものですが
東京で猫の額ほどの地べたに人生かけて「所有権」に
しがみつくというのはいったいなんの意味があるのだろうと
思う次第であります。
でも、その辺分かった上で沖縄に不動産求める方が
いらしゃいましたら、ぜひ相談にのりたいとも思ったりします(^.^)/~~~