モネ展 |   金平真弥の唄だより

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こんにちは♪


今週、ずっと気になっていたコチラに行って来ました。


東京都美術館で開催されている
「モネ展」です。

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秋の上野公園は、美術館にたどり着くまでもすでに芸術品のように独特な空気感で、私の心をしっとりと落ち着かせてくれます。


少し時期を過ぎた紅葉も、落ち葉となって、足元を彩ってくれている様もなんだかとても素敵♪




そして、モネ展。

私は絵画は全く詳しくないのですが、気になったものをいくつかポストカードで。



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モネといえば、「睡蓮」

この1枚がとても有名だと思うのですが、実は同じテーマで何枚も何枚も、何年にも渡って描かれていて、しかもその1枚ごとに色使いや視点が全く違っていました。

人間はどんな人でも、その時々によって感じ方や物事のとらえ方って変わるからおもしろいのですね。


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旦那様のお気に入り。

色使いがとても綺麗な中に、真っ黒の船。
このコントラストが印象に残ります。


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私のお気に入り、「霧のヴェトゥイユ」。

雪が降り積もり、霧に包まれる街の様子を描いたそうなのですが、微妙にニュアンスの違う白を多様に使って描かれていて。
実物はもっと全体的に白くて、繊細な1枚。


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一目見て、感動しました。
「サン=ラザール駅」

写真だとなかなか伝わらないのが悔しいですが、この描かれている白い煙の立体感と言ったら!!



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これまでとはガラリと雰囲気が変わった晩年の作品、「バラの小道」



モネはこれ以外にも自分の大切な庭を描いた作品を、晩年何枚も残しているのですが、それはどれも私たちが教わってきたような「印象派」「光」などのモネの柔らかいイメージを覆すような作品ばかりでした。


色使いは鮮やかなはっきりした色を幾度となく重ねられていて。
タッチも派手で、どこか荒々しさもあるような。


命を削りながら、懸命に、自分の生きた証を残そうとしていたのでしょうか。


それ位、こだわり続けたからこそ、永遠に受け継がれる作品を遺すことが出来たのですね。









非日常的な芸術に触れ、
また少し、生きる意味を考えさせられた気がする。


そんな1日でした



真弥






追伸
Instagramを始めました。
綺麗だったり、可愛いかったり、カッコよかったり、おもしろかったり…
心が動いた瞬間の写真をたくさん残していきたいと思っています。
もしかしたら、ブログ記事より増えるかもしれません(笑)
印象的な1枚を楽しみにしていて下さい