映画に引き続き、今日は下北沢にて先輩の出演する劇を見てきました。

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ハムレットの為の特別席

話は

俳優業にまつわる話で、

俳優をするかたわら、喫茶店の雇われ店長をする男を中心とする話で、

昔、俳優として栄光を掴みかけ、ある事件をきっかけについてない人生を送る羽目になった主人公と、決まりきった役割と、役割をする人として扱われている家庭にうんざりした、主人公の姉、大切な男に振られた主人公の親友のオカマ、事件をきっかけに落ちぶれて行く父に我慢出来ない主人公の娘、田舎から、主人公の演技のファンであり、憧れて、付き人になるため状況した謎の女、十二年前に主人公と娘をおいて出た妻。

この登場人物がある朝、主人公の住む自宅に一度に集まってしまい、しばらくぶりの大役が回ってきた主人公は、そのプレッシャーもあり、生活もあり、投げやりな気分のときに、
帰るに帰れない、もしくは帰りたくない理由をもつ彼らに一週間だけ滞在を許すところから話は始まります。

自分のプライドから、自分の本音をさらけ出せず、まわりからトヤカクいわれ、ぶつかり、何かをすればするほど、悪い方へと向かう毎日。

才能はあるのに、昔にこだわりすぎる主人公を心配したり、嫌気がさしたり、自分の事ばかり考えるまわりの人々。

俳優にこだわり続けていいのか、これからどうしていくべきか、葛藤をつづけながら、まわりとの溝を深めて行く主人公。

そんなさなか、プレッシャーに負け大役をなげてしまい俳優業の道を潰してしまう主人公…。

こんな話で、演劇や俳優業の話を主人公と家族を通して話がすすみます。

とても、濃密に進み、時間の経過と共に話は深くなり、各々かかえた問題に光がさしていきます。

映画やドラマと違い、一つの部屋を舞台に様々な人間模様、関係が表現されていく様は、思わず見入ってしまいます!!

その場でなければ味わえない空気感は、いい知れない感動を、見る物もそこを作る一つでしかないという独特の雰囲気を味合わせてくれました!


かなりグッとくるシーンもあり、とても面白かったです!!


たまには、自分の知らない世界を体験しにいくのもいい休日の過ごし方だなと、思わせる作品でした!





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