新日主催のイベントで7月の終わり頃から8月の終盤にかけて毎年行われているイベントである。2月、8月は客足が鈍るために、最初は一回きりのお試しイベントでだった。8月は今年はパリオリンピックがあり、毎年夏の全国高校野球選手権が甲子園であるためと、冷房が効いていても暑い。プロレスラー達の動きもキレをかく。そんな中決勝戦が武藤VS蝶野だった。でまだ闘魂三銃士が若手だった時代である。で、さらにその三銃士で1番地味扱いだった蝶野が優勝し、座布団が舞った。それ以降座布団投げは禁止となるのだが。それほどインパクトがある試合をし、蝶野が夏男としてフューチャーされるターニングポイントとなった試合である。で最高潮に盛り上がったため、集客を見込める毎年恒例イベントとなった。勿論今年も始まった。他団体から、ジェイク・リーと竹下こうのすけが参加している。今IWGPヘビー級チャンピオンは内藤哲也。だが、公式戦3連敗中で、ファンからはもはや内藤哲也の時代は終わったんぢゃないか、との声も上がっている。勿論今回のG1クライマックスにも出場しているが。で、現役社長の棚橋は出てない。やはり、レインメーカーオカダ・カズチカが抜けた穴は大きかったと言わざるを得ない。でこのイベントで優勝すると、慣習として来年のいわゆる1.4東京ドームでIWGPヘビー級チャンピオンベルトを賭けて戦うのである。プロレスファンが全盛期に比べかなり少なくなったのは事実。もう1度あの頃のような盛り上がりを実現するには令和のこの時代無理かもしれない。だが、プロレスファン以外にも知られるような、猪木だ長州だ藤波だ前田だ馬場だ鶴田だ天龍だ闘魂三銃士だ全日四天王だ、と実力、カリスマ性を持ったプロレスラーや感動する試合、を産み続ければ、もっと世の中に認知されるはずだ。そのためには経営者サイドの企画力も当然必要である。