1年目の活動から続く
2年目のラン活動を紹介します。
別府大分毎日マラソンでサブスリーできなかった。
別大の借りは別大で返す!!
別大の悔しさを忘れるな!!
を合言葉に、次の別大で福岡国際マラソンを決めることを決意する。
いろんな人から、笑われたり馬鹿にされたりした。
影で言われているのも知っていた。
●2017年3月11日
先日から右足の内側が痛くなったので、スポーツ整形に行く。MRIを撮ると、右足脛骨の疲労骨折で全治1ヶ月と診断される
かなり凹む。
この頃は体のケアを全くせずに走りまくっていた。怪我しにくい走り方、骨格をしているとよく言われていたので完全に過信していた。水泳や体幹トレーニング等出来ることを毎日していた。
だけど、右足脛骨は3日くらいで全く痛くなくなる。
●2017年3月24日
痛くなかったので、スポーツ整形を再度受診。
医者からは「折れてないですね。炎症していただけでした。」と再診断される。
植村の心『おーい!!俺の2週間返してくれ〜!』と思ったけど、ケアしていない自分が悪かったんだと思い直した。
この頃から、パーソナルトレーナーを付け定期的に体を見てもらうことにする。
●2017年4月1日
M×Kディスタンスチャレンジ(公認5000m)
18'35"
トラックを走ったこともない状況で出た5000m記録会。
目標は18'切りだった。全然届かなかった。
位置どり、力の入れどころ、勝負所等も全然わからなかったから当然の結果。
●2017年4月8日
春季陸上競技会(公認10000m)
39'10"
散々な結果に終わる。まだ10000mを走りきる力がなかった。
ペース走になってしまった。
●2017年4月16日
長野マラソン(公認フル)
3:09'05"(3:08'53")
疲労骨折の疑いで2週間走れなくて、なんとかフルマラソンを走れる状態まで仕上げた大会。
気温も高く走りにくかったけど、思ってたほど走力は落ちていなかった。
●2017年4月27日
みんなの陸上競技タイムトライアル(非公認1500m,非公認5000m)
5'04",18'39"
この頃はトラックに慣れるために、時間があれば織田フィールドに出たりタイムトライアルに参加していた。
それなのにタイムは上がらないし、何をやってもうまくいかなかった時期だった。
●2017年4月30日
オトナのタイムトライアル(非公認5000m)
18'26"
初めて参加したオトナのタイムトライアル。
オトナの大運動会みたいでめちゃくちゃ楽しかった。
タイムはいまいちだったけど、来年も出ようと思った。
『来年は最終組か最終組の1つ前で走る走力になる』と自分に約束した。
オトナのタイムトライアルでは、これからのタイム向上に大きく影響する出会いがあった。
5月10日にオープンするSPORTS SCIENCE LABの、
2011年大学駅伝三冠メンバーの八木勇樹さん、三田裕介さん、そして2018年2月にSPORTS SCIENCE LABに入るオトナのタイムトライアルでたまたま私のペーサーをしてくれた新田良太郎さんである。
彼らからマラソンの練習はどういうものなのか、長距離の練習とはどういうものなのかを学ぶことができた。
スランプを脱出するきっかけを作ってくれた。
自分で練習計画を立てられるようになった。
●2017年5月3日〜5日
折内一昭さんが代表を務めるドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACの白子合宿に参加した。
この合宿に参加してドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACはガチンコ市民ランナーの集まる、意識の高い集団だと思った。
そして、ここで素晴らしい出会いがあった。
当時、私のベストタイムよりも25'以上速いランナーであるが、今後一緒に練習をして切磋琢磨する河西博希さんである。
彼とは毎日のように連絡を取って、ランニング談義をするくらいの仲になることになる。
周りからは気持ち悪いと思われているはずだ。
●2017年5月6日
M×Kディスタンスチャレンジ(公認5000m,公認1500m)
18'52",5'11"
ドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACの白子合宿終了翌日であったため、疲労が極限でトラック記録会で1番遅い結果となった。
1500mについては、生まれて初めて最下位でゴールとなった。
●2017年5月12日
SPORTS SCIENCE LABに通い始める。
SPORTS SCIENCE LABは低酸素トレーニングをサービスとして提供しているが、
それがメインのサービスではない。
各々のランニング能力を測定して、個人に合わせた酸素濃度や速度で高地トレーニングを実施させてくれる。
ここに通っていて、PBを更新していない人はいないというくらい、みんな走力が伸びている。
●2017年5月14日
仙台国際ハーフマラソン(公認ハーフ)
1:28'12"(1:28'07")
この頃が調子の底だったと思う。
今思えば、仙台国際ハーフマラソン以降はずっと伸び続ける結果となった。
この時は何をしても遅くなるばかりで、どうしたらいいんだと悩んでいた。
ここで腐らなかったのが今につながっていると思う。
女子市民ランナー界の星、同じ年齢の鈴木遥さんに8km付近でスーッと抜かれた。
●2017年5月18日
みんなの陸上競技タイムトライアル(非公認5000m)
18'08"
仙台国際ハーフマラソンから4日しかたっていなし、疲労も残っていたのになぜか5000mPB更新。
距離関係なくPBが出たのは4ヶ月以上ぶりでめちゃくちゃ嬉しかった
復調の兆しが見られた。
●2017年5月21日
サブスリー塾はサブスリーを目指すためのランニング塾であるが、既に達成している人もたくさんいる。
この時はほとんどの参加者よりも私の方が遅かった。
にも関わらず、ビッグマウスは健在で周りからは「遅いのに福岡国際狙う!?5000mも17'台で走れないのに何言ってるんだ!」という目で見られていた。それ以降仲良くなった人に、当時のことを聞いてもそう思ってたと言われた。
思われている本人は『絶対に俺が速くなる!』という気持ちになれた。
今は既に福岡国際マラソンを決めている河西博希さんにだけにはまだ勝てていないが、河西博希さん以外の人よりは速くなった。
●2017年6月4日
関東マスターズ選手権(公認ハーフ)
1:26'36"
年代別で入賞を狙いにいった大会。
暑いし、コースもアップダウンがあるのでタイムは大したことはないが3位入賞
初めて入賞することができた。
●2018年6月18日
平塚潤さん主催の国際プロジェクトに参加
福岡国際マラソンの参加資格をクリアするための練習会。
私はフルマラソンのベストタイムでは参加資格はなかったが、平塚潤さん、折内一昭さんの計らいで参加させてもらう。
練習にはついていくことはできなかったが、福岡国際マラソンまでの距離は見えた気がした。
●2017年6月24日
サロマ湖100kmウルトラマラソン(公認100km)
9:15'38"(9:15'12")
初めてのウルトラマラソン。
トラックでスピードも付き始めていたし、周りからウルトラマラソンを走るとスピードが落ちてフルマラソンが遅くなると聞いていたので、走るかどうか迷っていた。
悩んだ結果、絶対的に信頼をしていたSPORTS SCIENCE LABの三田裕介さんが、「1ヶ月ほど疲労からスピードが出せないかもしれないけどスピードが落ちることはない。ウルトラマラソンを走っても大丈夫。怪我だけはせずに帰ってきてください。」のアドバイスが決め手になり出走。
本当は自分自身でも走りたかったんだと思う。
ウルトラマラソンの練習はせずにスピード練習をメインにしていたけど、無事完走できました。
結果論になるが、ウルトラマラソンを走っても1500m、5000m、ハーフマラソン、フルマラソンの全ての距離でPBを大幅に更新できました。むしろ距離慣れやレースマネジメントがうまくなったと思う。走ってよかった。
でも、1年に1回でいいかなぁ。
●2017年7月15日〜17日
ドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACの霧ヶ峰合宿に参加
霧ヶ峰は標高も高く、めちゃくちゃきついクロスカントリーコースがある。
そこで3日間みっちり足作りをした。
●2017年7月20日
みんなの陸上競技タイムトライアル(非公認1500m)
4'49"
3日後の5000m記録会の刺激を入れるために出走した1500m。
初めて1500mで5'00"を切れた。
●2017年7月23日
M×Kディスタンスチャレンジ(公認5000m)
17'47"
初めて5000mで18'を切ることができた
4月から目指して3ヶ月以上かかった。
本当に嬉しかった。
●2017年7月28日
富士登山競走(5合目)
1:44'35"(馬返し:56'05")
日本で1番エントリー合戦が難しいと言われている富士登山競走。
1:50'以内で走ると、翌年の山頂コースはAブロックからスタートできる大会。
永遠に続く登り坂。きつい大会だったなぁ。
5合目コースで男女の優勝者で最強市民ランナーの松本翔さん、最強ママさんランナーの俵千香さんと記念撮影。
●2017年8月5日〜7日
ドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACの霧ヶ峰合宿に再び参加。
前回同様にフルマラソン用の足作り。
ここのクロカンコースは本当にきつい!
●2018年8月13日〜15日
八木勇樹さん率いるYAGI RUNNING TEAMの富士見高原合宿に参加
きつい時の粘り方、力を抜いた走り方、耐えないといけない時についての理論を教えてもらった。
この時は夏の勝負レースである北海道マラソンまで2週間を切っており、北海道マラソンでは絶対にサブスリーを達成させるつもりだった。
そんな時に八木勇樹さんから「今のランニングフォームや粘りだと北海道マラソンではサブスリーは出来ない。」と言われていた。
植村の心『、メェメェうるせーんだよ。俺は絶対に北海道マラソンでサブスリーは達成する。見とけよ!!』だった
結果的に、北海道マラソンでサブスリーは出来、八木勇樹さんからはすぐにお祝いの連絡が来た
●2017年8月26日
北海道マラソン(公認フル)
2:56'13"(2:55'55")
日本で唯一真夏に行われる北海道マラソン。
暑いのでタイムは出ないと言われている。
ここでサブスリー出来なければ、口だけの男になる。
福岡国際マラソンなんて夢のまた夢になる。
かなりのプレッシャーがあった。
結果はネガティブスプリットで見事にサブスリー達成
この頃から周りの見方が変わってきた
●2017年9月16日〜17日
ドリームアシストクラブ(Dream Assist Club)DACの菅平合宿に参加
北海道マラソンから3週間で疲労が完全に抜けていないのと、シカゴマラソンまで残り3週間で調整しないといけなかったので、自分で軽めのメニューにした。
2年目の強みは目一杯練習するだけではなく、体調や目的によって抜けるようになったことだと思う。
軽めのメニューにするなら合宿に行かなくてもいいのではないかと思う人もいるかもしれないが、その場で他の人と一緒に練習をして気持ちをあげることが重要であると考えている。
世界陸上日本代表の安藤友香選手、神奈川大学のエースで2017年箱根駅伝2区区間賞の鈴木健吾選手がいた。
2年目は盛りだくさんのため、前半と後半で分けます。
2年目後半の活動へ続く