甲子園の熱も冷めやらぬという感じだが、それにも増して
大変なのが、「早稲田実業の祐ちゃん現象」である。
試合で使っていたあの青いハンカチと同じ物が、ネットオー
クションでプレミア付きで出回るというフィーバーっぷり。
まー、完全にアイドルですね。
確かに、確かに彼は格好いい!!
マウンド上で見せるクールな表情も、整った顔立ちも、お
母さんの持たせたハンカチを律儀に使っているところも、
そして何より、彼は圧倒的なピッチングを披露し甲子園
の優勝投手になった男である。
彼は間違いなく今年の甲子園が生んだスーパースター
だろう。
・・・・・・・・・・・・・・
しかしながら、、、この異様な加熱っぷりを見ていると、違
和感を覚えないではない。
この甲子園、彼一人で戦っていた訳ではないのに、テレビ
では斎藤選手の話しかしない。ライバルの田中なんて斎
藤とは比べ物にならないプレッシャーの中で甲子園を戦い
抜き、同じ決勝まで戦ったのに、殆ど話題にのぼらない。
優勝した早稲田実業のメンバーでさえ取り上げてもらえな
い。
もっと田中を特集しろよ!!
(田中好きなんで・・・・・・)
まあ僕の田中好きは置いておくにしても、マスコミの斎
藤びいきは明らかに行き過ぎである。
なぜ斎藤を過剰に特集するのか?それは、視聴率が
獲れ金になるからである。斎藤の取り上げ方はもはや
「甲子園で投げた斎藤」の域を出て「金のなる木の斎
藤」に変化しつつある。
こうなるとマスコミは汚い。
プライベートから何から、ある事ない事書き散らし、その
うち女関係やら実家の不祥事から、金の行く末まで調
べ上げ、週刊誌に載せて大金を手にするのである。
健全だった高校球児が、一夜にして金の渦巻く大人の
世界に放りまれた日。歓喜の甲子園決勝も、こんな風
に言い換えられるかもしれない。
斎藤もあまり回りに惑わされず、自分の道をしっかり歩
んで欲しいものである。多少外野がうるさいのは、スー
パースターの宿命なのだから・・・・。