池袋は東口の、小さなゲームセンターである。
今時珍しいピンボールの台が、2台置いてある。
初めてやった時は、1分くらいで終った。面白さも何も分かる前にゲーム
オーバーになってしまった。
それから数ヵ月後、再びトライ。
どうやら、点を稼いでいく法則があるようだ、ということに気づく。
最初に球を強く弾かずに、途中で止めると、ボーナス点が貰えさらにミニ
ジャックポットへのチャンスがもらえる。
気のせいでなければ、ジャックポットにトライしている時には磁力(?)が働
いて、球が狙いの場所に入りやすくなる。
他にも、決められた場所に数回球を入れると、球がもう一つ出てきたり、し
ばらく頑張っているとビッグボーナスのチャンスをもらえたりする。
最初は闇雲に打っていたが、徐々に狙えるようになってくるとに面白さが分
かる。3連続位で狙いの場所に入れると、自分にシビレる。逆に、ほぼ狙え
るようになった場所でもビッグボーナスなどのプレッシャーに負けて入らな
かったりする。あるいは磁力の影響なのか・・・・・・。
奥が深い。
台の演出も見事だ。ライトや音で盛り上げてくれる。一度目標を全て達成
した時など、台がお祭り騒ぎの大盛り上がりで、非常にめでたい気分にな
った。高得点を獲得するとエクストラボールがもらえて、こちらもまた楽し
みの一つである。
しかしピンボール台も、ただの気のいい奴ではない。
僕がヘタなミスをすると台は
「ふん、下手くそね」
とばかりに僕のボールをカチャカチャ弾きレーンの外に出してしまう事があ
る。たまたま外に出しちゃった、みたいな雰囲気を醸しだしているが、ありゃ
絶対わざとだ・・・・・・。
なんだかピンボール台って人間臭さがある。
ハマッてしまう理由の一つが、そこにある。