真夜中の街角にキラリと光る~パートⅢ~ | モラトリアムな日々

モラトリアムな日々

隙あらば壁に張りつき、酒あらば飲んでしまう。そんな日常です。

      甘えすぎ (甘えすぎ・・・・・・)


僕と、例の野良猫のその後である。

彼(彼女?)は


「今日はいるな」


と思ったときには95パーセントいる。

それはやはり晴れの日、時間帯は午前12~1時頃であろうか?

昼間に見たことは一度もない。最近はバイト帰りに猫に挨拶して帰るの

が習慣になっている。

猫は僕を見つけると、


ニャ(おお、来た来た)


ニャォ~ン(今日もバイト?)


フニャ~(構って構って)


と言って近づいてくる。近頃は甘えっぷりがエスカレートしてきた。

撫でているとすぐにお腹を見せる。全く近頃の猫ときたら・・・・・。

無防備すぎるのか、たまたま僕になつきすぎたのか・・・・・・。

家に帰ると母が


「今日も猫触ってきたんでしょ」


と言って怒るが、実際のところ母は羨ましがっているのだ。酒飲むと


「猫触りに行こうか」


とか言うし。僕の母は無類の動物好きである。


僕が産まれて二ヶ月くらいの頃に、飼っていた猫が亡くなったそうだ。

その猫は池袋のボス猫の子供で、体がでかく、いつも喧嘩ばかりしてい

たらしい。名前は「パンツ」(ひでえ名前)だった。パンツは気性が荒かっ

たが、僕には一度も乱暴をした事がなかったらしい。喧嘩の傷が原因で

死んでしまったが、両親はパンツが僕に気を使って(衛生面とか)亡くなっ

たのだと考え、気を慰めていたという。


僕の猫好きも、案外この幼い時の記憶に由来しているのかもしれない。