息子が中学受験をするまでは、
受験は頭が良い子がするものと考えていました。
たまたまなのかもしれませんが、
娘の同級生の受験組は偏差値の高い学校に進学していました。
それが普通だと思っていたのです。
遅くまで塾に通っている子達を見て大変だなと同時に、小学生でこんな遅くまで勉強するんだとか思っていました。
受験シーズンになると、必ず中学受験が加熱しているとか見ていました。子供が可哀想とか必要ないとか。
私も息子が受験するまでは、こちら側でした。
この考えが変わった一番のきっかけは、
2月の勝者でした。
スポーツが出来ると褒められるのに勉強が出来ても褒められない。それどころか周りから煙たがられたり。
勉強が好きな子はこれに違和感を感じますよね。
塾に行って勉強する=クラブに入ってスポーツをすると同じなのに。
例えば、小学一年生で野球を始めて、
素振りを1時間したら凄いとなるのに、塾に入って1時間勉強したらそんなに今からやらなくてもみたいな感じに思われてしまったり。
スポーツが得意な子がレギュラー目指したり強いチームに入ったり憧れたり。
実は勉強も一緒なんだなと。そう言った子が、偏差値の高い学校を目指すのは自然なんだと。
個性を生かすのが勉強な子もいるんですよね。
スポーツが得意な子。
ゲームが得意な子。
勉強が得意な子。
その子達が個性を伸ばして行くならやりたい事を応援するで良いと思います。
周りの目は気にしない。これが大事だと思います。
それと
御三家目指している子はキラキラして見えます。
家の子は何で成績が伸びないんだろう。そう思うこともあると思いますが、終わってみたらどんな結果も受け入れて挙げれるようになっていると思います。
スポーツが強くなくてもレギュラーになれたら嬉しいと思うような感覚です。
甲子園に出る学校でも毎年予選の一回戦で負ける学校でも頑張った分だけ自分達が応援するのと一緒です。
家の息子も目標に向かって頑張っていました。
その姿はとてもかっこよかったです。
現時点での目標達成は難しかったですが、前を向いて進み始めています。自分の実力を知ると言う事も自分で気付く事が出来ていました。
周りの目を気にしないで後悔のない様に
そう学んだ息子の中学受験生活でした。