いつも来てくださってる方、ありがとうございます
こんなつたないブログですが、楽しく書いていけたらと思ってます
のつづきです
朝目が覚めると、室内は明るく 自分がガラス張りの部屋にいることに気づきました。
腕を見ると点滴は外されています。
昨夜気になっていた隣を見ると、やはり白いパーティションがありました。
すると隣から
「起きた？ おはよう」
と声がします。
「昨日の夜、うるさかったね」
「私は みちる（仮名）なんて名前？ 何年生？」
私は少し驚きながらも、
「ひろこ（仮名）2年生」
と答えていました
そのみちるちゃんは、私より年下の1年生ですが入院していて 学校には行ってないと言っていました。
朝ごはんが運ばれると、看護師さんがパーティションを横にどけてくれて、私たちは対面しました。
みちるちゃんは、ホントに小さい子で 1年生にも見えなかったような気がします。
そして頭にはバンダナのような布の帽子を被っていました。
その後、ちょっとつっけんどんな みちるちゃんとたわいない話をしながらご飯を終えると、私は看護師さんからベッドを移動するわね。と言われて、4人部屋の方へと移動しました。
みちるちゃんとは一晩だけのお付き合いでしたが、初めての入院の同室だったのでとても印象にのこっていました。
4人部屋になった私は、自由に動けたので その後も みちるちゃんの部屋に何度も遊びに行ったのです
つづきます