大切なあなたへ
さわこ通信
今日ご紹介する絵本はこちら
おおきくなるっていうことは
文 中川ひろたか
絵 村上康成
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2歳が3歳になって、4歳になって…
どんどん大きくなる子どもたちに向かって
私たち大人は言わずにはいられません
「おおきくなったね」
でも、子どもたちはどう感じているのかな。
おおきくなるって、どういうことなのかな。
この絵本は、一緒に考えてくれます。
「おおきくなるっていうことは…」
洋服が小さくなるってこと。
新しい歯がはえてくること。
あんまり泣かないこと、
高いところに登れること。
それから、それから。
小さい子どもたちの毎日は
「おおきくなる」喜びでいっぱい!
だけど、園長先生は言います。
「おおきくなるっていうことは
じぶんより ちいさなひとが
おおきくなるってこと」
それってどうゆうことかな?
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中川さんと村上さんの
絵本シリーズは読みやすく
人気シリーズです♡
子供が思う疑問...
「おおきくなるってどうゆうこと?」
そんな疑問に中川ひろたかさんの
言葉が絵本の中にわかりやすく
書いてあり、その言葉が
心に響いていきます
保育士時代3月の時期になると
よくこの絵本を子供達に
読み聞かせをしていました
2年前、年長を持っていた時に
年長の女の子が
「わたしおおきくなりたくない
ずっとほいくえんがいい」
って言っていたのを
思い出しました
「なんで?」
と聞くと
「だって、べんきょういやだもん
ずっとほいくえんがいい」
と言っていて
そういえば、
一緒にひらがなの練習
猛練習したなぁ
頭を抱えていたKちゃん...
Kちゃんにとったら
こんな時間がたくさんある
学校には行きたくなくなるのも
わかる..
そんな時にこの絵本を
読んだのが思い出です
私も子供も登園が
ラスト1週間前になった時
「わたしみんなに
やさしくするね!」
と言ってたKちゃん
絵本読んでKちゃんなりに
感じたものがあったんだなぁと
思うと嬉しくて
登園最後、私も最後の出勤の日
Kちゃんが泣き出しました
「やっぱり、せんせいと
いっしょがいい
がっこうやめる!」
と言いながら泣いたKちゃん
嬉しい言葉...
泣きてくる...
そして、まだまだ一緒に子ども達や
Kちゃんといたいなと感じました
けど、あなたがおおきくなるってことは...
成長の証♡
1つ大きくなるにつれ人は
成長できる♡
「ありがとう」
と言いながら
一緒に泣きました
すごく思い出の1冊だなぁ
小学生を見ると
あの頃の子供たちを
思い出します
賑やかな声になんだか
反応してしまう...
「せんせい」
って声が聞こえてくるような
気がする