上益城消防組合消防本部の男性係長=当時(46)、熊本県山都町=が昨年5月に「上司からパワーハラスメントを受けた」と書き置きして自殺した問題で、上益城消防組合(管理者・奥名克美甲佐町長)は19日付で、元上司の50代男性消防司令のパワハラ行為と自殺との因果関係を認め、停職6カ月の懲戒と2階級降格の処分とした。

 組合が昨年8月に設けた第三者委員会が20日、調査結果を組合議会に報告。昨年4月の異動後、元上司と男性の2人のみの業務の中で、「仕事を丸投げして内容を教えず、質問したことも非難した」「同僚や業者の前で大声で叱責[しっせき]した」などとして、「業務の適正な範囲を超えて精神的な苦痛を与えた」とパワハラを認定した。

 加えて、異動に関する不安や不満も自殺の原因とした。組合の対応も問題視し、「職場環境を抜本的に見直すべきだ」と組合に再発防止を提言した。

 組合議会は報告後、臨時会を開催。奥名町長と副管理者の嘉島、御船、山都3町長の組合特別職の2019年度分報酬をなくす条例改正案を可決した。

 長田聖一消防長と、男性から昨年3月、相談を受けて異動情報を漏らした別の50代男性消防司令は訓告処分とした。

 臨時会後の記者会見で長田消防長は「再発防止と信頼回復に努めたい」と謝罪。元上司については「自分の言動がハラスメントという認識がなく、男性や家族への謝罪の意思は見えない」とした。

 議会と会見を見守った男性の妻(47)は「パワハラが認められて、夫の無念は少し晴れたと思う」と声を絞り出した。元上司については「夫がなぜ死んだのか理解していない。反省して謝ってほしい」と悔しさをにじませた。(九重陽平、立石真一)

Yahooニュース様参照m(_ _)m

戦前の旧思想の世界

現在の体育会系の上下関係は戦前の軍隊の上下関係からきているといわれています。

現在は体育会系も変化をしていっていますが未だに閉鎖性が強い世界は旧態依然の上下関係が維持されています。

どういうものかと単純に言えば…

年長者がなにをしても許されるという上下関係でこれが様々な問題をうんでいっています

表向きはそう言っても…

職場環境を改善するとはされていますがー

自殺に追い込んだ上司の方は…

停職6カ月の懲戒と2階級降格の処分

ということで終わっているというのが理解に苦しむとこです。

元上司の方が反省してたらですが…

「自分の言動がハラスメントという認識がなく、男性や家族への謝罪の意思は見えない」

という状況で 解雇 にすらなっていないのは元上司の方もですが 事の重大さを本部に方々も理解しているように思えないです。

自殺においこんでいるわけですから…

変えていくためには…

体育会系で上がっていった人達は言葉ではどうであれ

基本的な考えに パワハラでの罪の意識 がないのが
現状であってその世界の人間ではしがらみもあるため外部の人間 体育会系の感覚がない人を入れていく必要があるのではないかと思います