肝転移した部分の痛みもひき
酸素吸入を外してもらい
昼食は半分程食べる事ができました


午後からは
軽くお昼寝をした後
なんとなく音楽を
聴いて過ごしていました


そんななか
主治医のT先生が病室にやってきました


T先生がカーテンを閉めるタイミングで
ウチは慌ててイヤホンを外す


すると先生がこちらを見て


ごめんね
1番大変な時に
来ることができなくて


と、ぽつり


!??
自分では予想してなかった言葉に
滅茶苦茶びっくりして


や、今はこうして大丈夫ですから!


とか、何とか
しどろもどろになりながらこたえました


じゃあ……
ちょっと昨日の検査の話しようか


そう言ってT先生が
ウチに渡してくれたのがコチラ





え?あれ?
マジですか??
(入院診療計画書の検査項目に
 頭部MRI検査が入ってたのに
 全然読んでなかったので
 脳に転移など微塵も思っていませんでした)


T先生からみせてもらった
画像をプリントアウトしたものには
あちらこちらに
矢印と円で囲まれた
転移とみられる
腫瘍が存在していました


一通り説明を終えると
T先生は


最後に確認なんだけど……


と、言って
プリントアウトしたものから
ウチの方に視線を変える


今日と同じような事が
治験前に起こる可能性が
あるかもしれないけど
(治験)どうする?
今なら治験を諦めて
レンビマ飲む事もできるけど……


治験、どうする?


こう、聞かれました
ウチは少しだけ迷ったけど


ここまで来たんだし
やるしかないでしょう!
と、思ったので


治験やります!
やらせて下さい!!


そう返事しました
するとT先生は


わかりました
こちらもやれる事は
全部やらせてもらいます!


力強い返事をもらいました( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧


まぁ、ウチは
言われる事をこなすだけ
なんですけどね(--;)


じゃあ、旦那さん来た時に
また病室に来るから


そう言って
T先生は病室を出て行かれました