『フロム・ポエティカル・スケッチ』ミューズへの手紙

アナタがグラスゴーの深い木陰に隠れてるとして…

古いROCKがもう聞こえない極東の国にある太陽の街の一室に住んでるとして…

ワンダーな天国をブラブラ散策するにしても…

緑の惑星の街角や、メロディアスな風が吹く青い空を飛んでいくにしても…

果てしない海の一番深い場所でクリスタルの絶壁を踏み潰しながら、珊瑚の森を進んでいくにしても…

たぶん世界はROCKを見捨てたんだ!

どうして過去のソング・ジャイアントたちがアナタたちに捧げた、あの黄金の歌を捨てたんだ!緩んでチューニングも狂ったリッケンバッカーの弦は、もはや震える気配さえない!その旋律はぎこちなく、ソコに歌はない。