『フロム・ポエティカル・スケッチ』マイ・ソング(7)
夜明けの世界が、ダークカラーのマウンテンパーカーを羽織ってベッドから抜け出す頃、僕は愛しのブラックバードに会いに走る。夕暮れの世界が、薄暗いボロアパートに寝転んだまま、何も言わずにホッと溜め息を漏らす頃、工場のサイレンが鳴って僕は歩み去る。街並みは悲しみに陶酔する僕のメロディーで肌寒くなる。
あの魅惑の楽園へ…麗しのブラックバードが沈黙の影で涙の滴を落とした楽園を、たぶん僕は目指しているんだ。悲しみに暮れながら、僕は僕の中のデビルを毒づいて、恋の悲しみの柔らかさを歓迎してる。
7月の熱気が木立の合間で眠りを貪り、僅かな囁きを弱々しい西風に溢す頃、ようやく僕は歩き出す。もしも知らない奴が、彼女の隣で喜びとプライドを一杯にしていたら、僕は苦々しい悲しみと嘆きのギターで運命を呪うしかない…愛する人をこんなにも引き上げ、僕をこんなにも引きずり落とした運命を。
彼女の本質を受け止めたから、彼の魂は引きちぎってしまおう…あらゆる憐れみのメロディーは、すべて大気の中で焼き尽くしてしまおう。交じり合う運命の中で輝きを増す幸運を呪う…もう安らかに死んで、すべての人から忘れられてしまいたいんだ。
夜明けの世界が、ダークカラーのマウンテンパーカーを羽織ってベッドから抜け出す頃、僕は愛しのブラックバードに会いに走る。夕暮れの世界が、薄暗いボロアパートに寝転んだまま、何も言わずにホッと溜め息を漏らす頃、工場のサイレンが鳴って僕は歩み去る。街並みは悲しみに陶酔する僕のメロディーで肌寒くなる。
あの魅惑の楽園へ…麗しのブラックバードが沈黙の影で涙の滴を落とした楽園を、たぶん僕は目指しているんだ。悲しみに暮れながら、僕は僕の中のデビルを毒づいて、恋の悲しみの柔らかさを歓迎してる。
7月の熱気が木立の合間で眠りを貪り、僅かな囁きを弱々しい西風に溢す頃、ようやく僕は歩き出す。もしも知らない奴が、彼女の隣で喜びとプライドを一杯にしていたら、僕は苦々しい悲しみと嘆きのギターで運命を呪うしかない…愛する人をこんなにも引き上げ、僕をこんなにも引きずり落とした運命を。
彼女の本質を受け止めたから、彼の魂は引きちぎってしまおう…あらゆる憐れみのメロディーは、すべて大気の中で焼き尽くしてしまおう。交じり合う運命の中で輝きを増す幸運を呪う…もう安らかに死んで、すべての人から忘れられてしまいたいんだ。