遂に日本でも発売されました『シティーハンター』。遅ればせながらやっと試聴することができましたよ。
内容については以前『ＪＣ回顧録Vol.６』にて書いているので省略し、ソフトの仕様について書いてみたいと思います。
まず最初に、これから購入しようと思っている方もいらっしゃると思うのですが、はっきり言いますが画質が最悪すぎます。
もうビデオ映像をＤＶＤ－Ｒにコピーしてパッケージ作っただけみたいなレベルで、コストから言っても200円もしないです。
メインメニュー画面もなければ、チャプターもついてないしスキップすらできないなんて今時ありえない（苦笑）
そりゃ500円のはずだよ。これで3000円だったら怒るよ。
同じ日本語吹き替えのみの発売でも『ドラゴン特攻隊』の方が全然マシな仕様だったよ。
さらに本編は、なぜかオープニングタイトル＆キャストクレジットが英語表記になっているんだけど、もしかしたらマスターは海外のＶＣＤを使用しているのかもしれませんね。
全体的に画面が暗すぎて、晴れなのに曇り空みたいになってしまってて残念。
（いやホントに曇りのシーンもあるんだけど。。）
さらに動きの速いシーンでも画面がブレてブロックノイズっぽくなってるし。
発売不可能とまで言われていた作品がＤＶＤ発売されたことについては評価したいですが、やっぱりちゃんと版権をフォーチュンスターから買い取ってデジタルリマスターされた字幕版、日本語吹き替え版収録で発売して欲しいですね。
（ただし“香港バージョン”での発売になってしまうが。。）
今まで発売されたジャッキー作品の中でも、１番最低なクオリティでした。
あと、本編は“香港バージョン”で収録されているので、残念ながらエンディングは日本劇場公開版主題歌《宇都宮隆の『Dance Dance Dance』》ではないし（TVアニメ版『シティーハンター』観てた方ならこの良さわかるよね！）、オープニングの北条司先生直筆のイラストもおもいっきりカットされてしまっていて、『シティーハンター』らしさが損なわれているのも勿体ない。
さらにビデオ版の巻末には収録されていた石丸博也さん吹き替えの“未公開ＮＧ集”も特典として収録すべきだったね。
最後に、TV画像の写メ撮りだけどカットされた日本劇場公開版オープニングのイラスト一覧です
（縦向きですいません）
↓
それと、日本劇場公開版と香港バージョンでは、ジャッキーが目覚まし時計を撃つシーンでの目覚まし時計も違うんだよね。
《日本劇場公開版》
カメラが横にある↓
こちらが《香港バージョン》↓
