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久しぶりに『酔拳』を日本語吹き替え版(“拳法混乱”《カンフージョン》バージョン)で観直してみました。
(画像のパッケージは新録日本語吹き替え版DVDです。)



いや~やっぱり、《“拳法混乱”カンフージョン》が流れるとアクションシーンのテンポが良くって、観ててテンションがあがりますね~。

ただ、オープニングの“酔拳”演武シーン、街での喧嘩シーン、棒術のワン(徐蝦)とのリベンジマッチで流れる《カンフージョン》は絶妙なんだけど、ラストの殺し屋・鉄心(黄正利)とのバトルで流れるのは《将軍令》だけなのがちょっと惜しいかなぁ。(《カンフージョン》は闘いが終わってから少し流れますが。。。闘ってる場面で流さないんで消化不良ぎみ!)

初めて日本版主題歌を付け足した作品でもあるんだけど、完成度で言うと『クレージーモンキー笑拳』の挿入曲の使い方の方が絶妙ですね。
めちゃくちゃ燃えるから(笑)


本編は、ジャッキー演じる黄飛鴻(TV版読みでは“こうひこう”、フェイフォンじゃないんだよね(笑))の石丸博也さんと、ユエン・シャオティエン演じる蘇化子(TV版読みでは“そかし”)の小松方正さんとのやり取りが楽しい。
(新録吹き替え版での蘇化子は青野武さん=ラム道士が演じてらっしゃいます。ちょっと違和感ありますね。キョンシー出てきそうだよ(苦笑))


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TV放送版だとオープニングでの殺し屋・ウォン・チェン・リーVSユエン・シュンイーの闘いや、飛鴻が父親にお灸を据えられるシーンがカットされているのが残念だが、石天(ディーン・セキ)さん演じるお馴染みの師範代とのやり取りや、食堂でジャッキーが美味そうに食べる食事シーン(特に手羽先とラーメンが食べたくなるんだよねぇ♪)、“赤鼻の師匠”蘇化子との修業シーン、最強の殺し屋・鉄心との激闘(ウォン・チェン・リーのドロップキック大好きです!)等など、見所満載だ!


まあ観たことない人っていないんじゃないの?っていうくらい 有名な作品ですが、ただ、発売されているソフトの仕様がいまいちなので、シネマスコープサイズ、完全版広東語音声(漢字タイトル、クレジット)、日本語吹き替え音声(フジテレビ版、TV東京版のダブル収録)、特典映像収録で今後ブルーレイでの発売に期待したいですね。


新録版日本語吹き替えも多少の変更(台詞や役名、声優)はありますが、石丸博也さんの吹き替えはやっぱり安心して観られますし、師範代もサモ・ハンの声でお馴染みの水島裕さんが演じてらっしゃるんで観たことない方はチェックしてみて!


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