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以前にも少し書きましたが、香港映画に興味を持ったきっかけはジャッキー・チェンの映画との出会いでした。
もしジャッキー作品に出会っていなければ、現在、香港映画(功夫映画)に興味があったかは定かではありません。

そんな香港映画の世界にドップリ浸らせてくれたジャッキー・チェンの作品を振り返りつつ、ジャッキー映画のコレクション紹介も兼ねて(久しぶりに鑑賞もできればしたいなぁと。。。)感想など簡単に書いていきたいと思います。が、作品が70本近くあるので、はっきり言っていつ終わるかわからないですけど。。(苦笑)


ということで、まずジャッキー・チェンってどんな人物なのよ?っていうところから始めまして、第1回は「ジャッキー・チェン マイ・ストーリー」です。


ジャッキー・チェン。
いまや言わずと知れた香港、いや世界のスーパースターである。
そんな彼が自らの生い立ち、両親や妻、息子の事、下積み時代を経てスターになるまで、作品へのこだわり、ハリウッド進出の失敗と成功、怪我やユーゴスラビアでの大事故について、映画製作以外にも音楽活動やボランティア活動といった多面性を、ジャッキー自身のインタビューと映像の数々とともに見ることが出来る貴重な作品です。
スターなのに撮影の合間に現場の掃除をしてたりするようなところもジャッキーらしいですね。


アクション解説では「プロジェクトA」の時計台落下シーンに7日間費やしたこと(サモに“早く落ちろ!”と急かされた話)、「ポリス・ストーリー」でのバラック小屋破壊シーンはスタントチームみんなで作り出したベストシーンであること、「プロテクター」では北米版(ジェームス・グリッケンハウス監督版)とジャッキーが自ら監督、追加撮影編集し直した香港版(日本劇場公開はこちら)との比較映像が観られたりするのも面白いです。
昔は、バージョン違いとか気にしたことなかったんだけど(知らなかっただけ)、この作品観てからいろいろ確認したくなったのは確かですね。
(「プロテクタ-」のバージョン違いについては、「プロテクタ-」の項で検証します)

苦労の末、手にいれた成功。その成功を維持するために日々努力を怠らず、常に新しい事にチャレンジする姿勢。
次にはどんなことを見せてくれるのかという期待感を抱かせてくれる、そんなドキュメンタリー作品ですね。
これからジャッキー映画を観ていこうと思っている方には是非とも観て欲しい1本です!


画像(左)は香港版DVD「成龍的傳記」(北京語、英語音声の2バージョン収録、日本語字幕付き)、(右)はポニーキャニオン発売の日本版VHS。


ジャッキーの自伝「I AM JACKIE CHAN 僕はジャッキー・チェン~初めて語られる香港帝王の素顔~」も併せて読めばよりジャッキーのことがわかると思いますよ。

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