かなり間が開いてしまいましたが、GW・香港映画救済記④(完結編)です。
GW最終日の日曜日には要らなくなった本やDVDを売りに近くのブックオフに行ったんですが、もうかれこれDVDが初めて発売された年(1995年くらい?)から香港映画のDVDを購入してきたので、本数がかなりたくさんあるため部屋の収納スペースを考えるとまず観ない洋画なんかが処分対象になってしまっています。
売ってもたいした額にはならないんだけれども、今回は3200円(+300円分の金券)程度で売れたので、また香港映画救済の資金にしてしまいました(苦笑)。
今回救済したのはこの2本!!
1.「エンター・ザ・フェニックス」
この作品、定価が5040円と高額ということもあってずっと3760円という中古でも高い値段がついていたんですが、GWセール期間中ということもあって価格が2750円まで値下げされて販売されていました。
ま、それでも高いんですけど(苦笑)、一応定価の約半額、ブックオフの金券が500円分貯まっていたこともあって、思いきって救済してきました。
功夫アクションも少しあり、コメディとのバランスもよくスティーブン・フォンの初監督作品としてはよく出来ているんではないかな。けっこう面白い!
ダニエル・ウーのゲイ役はハマってるし、マフィアのボス役でユン・ピョウ、最後にジャッキー・チェンもちょこっと出演してくれているのもファンとしては嬉しいところ。
そういやスティーブン・フォンが「男たちの挽歌」のリメイクを撮るって話はどうなったんだっけな!?
2.「チャウ・シンチー マイ・ヒーロー」
こちらもセールで2800円くらいだったのが1550円に値下げされていたので購入。
シンチーがまだブレイクする前だけあって、正直コメディなのかシリアスなのかが中途半端な印象の作品です。
シンチーのギャグもあまり笑えたものではないし、ガンアクションも薄っぺらい感じ。
レオン・カーヤンが監督しているというのは珍しいけど・・。
ハードボイルド漫画好きでマフィアに憧れているシンチーが「男たちの挽歌」のマークの恰好(サングラス、爪楊枝、トレンチコート姿)で現れるシーンはニヤリとしてしまう。こういうのは好きだな。
ラストにウィルソン・ラムの功夫対決シーンがあるのはレオン・カーヤン監督らしい演出かもね。
ということで、これからも面白い香港映画をなるべく安くお得に救済していきたいですし、特に80~90年代のレア作品も見つけたいですね。