香港電影紹介第3回はフォン・イェン監督、チャン・リー、ヤン・スエ出演「仁義なき遊戯~十人の刺客~」です。
<あらすじ>
武術の達人リー(フォン・イェン)は養子のジャンを巡査にすべく、日々武術の特訓に励んでいた。
そして、悪名高い二人の殺し屋レン(ヤン・スエ)とトー(サン・クワイ)を排除すべく、トーの首に懸賞金を賭けレンとトーを互いに殺させる“共食い作戦”を開始する。
だが、トーの元には20年前に誘拐され殺し屋として育て上げられたリーの息子シャオリー(チャン・リー)がいたのだ。
果たして殺し屋同士の闘いの行方は?そして父子の行く末は?・・
いよいよラインコミュニケーションズさんから「G1 功夫電影ゴールデンセレクション」(3ヶ月に渡って11作品がリリース)の発売が開始されましたね。
協利電影作品は質が高いとのことなので楽しみです。
で、この作品はどうだったのかというと正直微妙でした(苦笑)
出演者が全員華がなく地味というのもありますが、見所になるようなクンフーシーンもなかったんですよね~。
サン・クワイVS“占い師”大細眼は地味ながらも笑えたし(「きさま!死相が出ている」と言って死んでいく占い師(笑))や、チャン・リーVSヤン・スエ、チャンリーVSチュー・チーミンのクンフーファイトはまずまずといったところでしょうか。
レン(ヤン・スエ)が放った十人の刺客とそれぞれ闘うというのは面白いと思うのですが、ふざけたキャラばかりで燃えませんでした。コメディ功夫片としての笑いのパートも中途半端だったような感じですね。
こじきのスー、棺桶のパオ、怪力無双のロー和尚、刀王、占い師のクー、守銭奴のマオ、殺人医師のリャオ、マー、リーダー格のクァンと刺客が出て来るのですが、あれ?9人しか出てこなかったんですけど(笑)もしかして、エッチしてたお姉ちゃんも刺客だったのかな!?
レンタルも開始されてるみたいなので、気になる方はレンタル店へGO!