こんにちは。

心理カウンセラーの

村上信子ですニコニコ



アニメ【葬送のフリーレン】を

家族で毎週楽しみに観ています。

しみじみと味わい深いセリフに

ハッとさせられることが多いです。



そんな中で私は

フェルン

(主人公フリーレンの弟子で魔法使い)

シュタルク

(フリーレン、フェルンと共に旅する戦士)

怒ってるシーンを観て

いいなぁと思いました。



フェルンの怒り方は

ほっぺを膨らませて

ムーーーッとした表情と態度で

その不機嫌さを表す。

さらに怒ると

両手をグーにして

ポカポカポカとシュタルクを叩く。

フェルンは強い魔法使いだけど

ここはポカポカポカと弱く叩く。



なんて分かり易い怒り方!

その怒り方いいなぁと見ていました。



一緒に見ていた娘に私が

「フェルン、いいわぁ。

 この怒り方、最高よね。

 こんなやり方されたら

 そりゃシュタルクもすぐ謝るわ。

 お母さんも次からこの怒り方

 やってみようかな。」

と言ったら、



娘は

「確かに、フェルンって最強。

 でもこんなこと私がクラスで

 男子にやったら 

 絶対にキモいとか陰口言われるわ。」

と言っていました。



なるほどなぁと娘の話を

聞いていました。



私がフェルンの怒り方をするとしたら

夫に対して。

場所は家の中。

誰か他人に見られることは無く、

子どもに見られたとしても、

またやってるなーと思われるくらい。



対して娘の場所は

学校であり、教室、クラス。

中学生の時にクラスで

フェルンの怒り方をするのは

私もできないなぁと思いました。



『分かり易い』というのは

その人の一つの大きな魅力だと

思います。



フェルンはそのあと

怒っていても甘い物を食べると

機嫌が収まるようなので

さらに分かり易い!

フェルン、大好き!



私は『分かり易い』を魅力に

感じていても、

娘のようにそんなことしたら

周りになんて言われるかを

気にする時期もあり、

「絶対に分かり易い方がいいよ。」

なんて誰にも言えないことだと

思いました。



歩いてきた道、

今いる場所、

これから歩く道、

それは一人一人違うものだから。

たとえ家族であっても。



フェルンの魅力を感じながら

アニメを見ていて

娘と会話をし

私は自分の価値観の押し付けを

子どもや夫に

普段からしてないかなぁと

我が身を振り返っていました。



価値観を押し付け合って

喧嘩をし

ボロボロになりながらも

当事者で新たな価値観を創っていく。

それも近しい人とだからこそ

できることであって

大切な人と一緒に生きていくためには

避けては通れないとも思っています。



【葬送のフリーレン】

やっぱり、めっちゃ面白いハート