まず、このブログを書く前に

この事件でお亡くなりになった方々、そして大切な人を突然奪われたご家族の皆様…
事件から数年経ちましたが、まだその心の傷は癒えることは無いことと思います。お慰めの言葉も見つかりません。。。


それから傷を追われた皆様、痛みや後遺症などで困っていらっしゃいませんか?
また、心の傷の回復はいかがですか?
1日も早くその傷が癒されることを願っております。。。





今日、相模原事件の初公判という事で
とても気になりながら1日過ごしていました。


この事件が起きたのは2016年7月26日…もう今年で4年目を向かえるんですね…。


当時このニュースを見た時、吐き気が止まらなかったことを思い出します。




お子さんの実名を公表されたお母様のことを知りました。

今でもお子さんに会いたくて会いたくて…辛い日々をお過ごしのことと思います。
年頃でしたら私の息子と同じくらいのお子さんです。


どれだけ辛いでしょう…


私も息子とよくケンカします。
ですが、息子が居なかったら…そんな想像出来ません。。。





絶対に似合わない金髪にしてきても
グダグダ文句を言っても
想像の斜め45度の出来事か突然降ってきても

息子が居てくれて良かった…
壁を超える度にそう思います。



障がいがあることは生きていく上でいろいろなことがあります。
正直、息子が生まれてからの私の心に受ける衝撃はそれまでの生活と比べ何倍も大きかったです。


それでもそれは息子がいなかったらわからなかったこと。



決して障がいはマイナスなんかじゃないと息子を産んで身を持って知ったんです。


きっとこのお母様もいろんな壁を乗り越えて、その中でたくさんの幸せをお子さんと一緒に経験されてきたことと思います。



『この世に必要のない人はいない』


私が介護の仕事を始めた時に上司に言われた言葉です。

誰だってそこに居ることに意味がある。


お年寄りもスタッフも自分も。

息子も周りの人達も世の中の誰も。



パズルのピースのようにそこにいる事が当たり前で大切で意味がある。


私がこの福祉の仕事の楽しさを味わえるようになるまで、息子の子育てを前向きに取られられるようになるまで…この言葉が何度も私を助けてくれました。


もちろん上司はそんな意味で言ったわけではないでしょうが、この言葉で背中を押されて生きてきました。




障がいを持って生まれてきたことは人の何倍も努力しなければならないことはあるかもしれませんし、誰かの手を借りなければいけないこともあります。

でもそれがその人の普通であり当たり前であって
誰かと比べて大変とかそんなことを考えることなんてしなくて良いと思うんです。

そのままでいい。
ありのままでいい。



『この世に必要のない人はいない』


誰もがこの世界のひとつです。


かけがえのないピースです。


二度とこのような事件が起きませんように…