介護に関するコメントをありがとうございます。

たくさんの思いを詰め込んでくださってありがとうございます。






雪月花さん、たくさんの思いをコメントしてくださってありがとうございます。

私も雪月花さん同様、心のケアをしていける介護を当たり前にしなければいけないと思います。
どれだけ忙しくても時間が無くても声を掛けることは可能だし、毎日見ていたらちょっと落ち込んでいたらわかるわけですぐに話を聞きます。

利用者さん同様、自分も子育てを通していろんな体験をしてきました。
そんな時、心無い言葉を投げつけられた時の悲しさは未だ忘れられない。

だからこそ、関わる方にそんな言葉投げつけられません。認知症のある方の問題行動にも理由が必ずあります。それは人それぞれ。それでも探します。
殴られそうな時は上手に逃げるすべは既に取得済みです。笑

落ち着いた時に改めて話をすると『あんたは優しいね、あんたのこと好きだ』と笑顔で、さっきはグーだった手がパーになって手を握ってくれた時は『あぁ、穏やかになってよかった』とホッとします。


私が特養に勤務してすぐに言われたこと。
『遅い!』

そりゃ悔しいよね?
すぐだよ?すぐ!

まだは入居者さんのことを把握出来てないのにそんなんある!?と思いましたよ。
だから覚えたよねー。
スピード上げれさえすれば文句ないんだな!?つて。

毎日クタクタだったー。笑

でもさ、新人さんに対してそんなん言っちゃったら
伸びるわけもないし(私みたいなやつもいるけど、知識があるかないかだって変わってくるし)、この業界に来てよかった!なんて思ってもらえないと思う。

そう思ってひたすら仕事覚えたよ。
私が先輩になった時に新人さんが楽しく明るく仕事が出来るように、心の余裕がケアを良くするはず!って。

もちろん人材不足もあるからある程度のスピードも求められてしまうのも確か。

そこは一人一人の仕事の割り振りをキチンとして、利用者さんに忙しさのしわ寄せが来ないようにしなきゃいけないよね。

自分にとっては身体介護の時間が全てコミュニケーションの時間だったから、どこ歩っててもケラケラ笑って仕事してましたなぁ。

あ、それは今もですが。

介助の合間にレクの輪に出くわせば一緒に歌うたっちゃうし、なんなら踊っちゃうし
それで利用者さんが笑ってくれるなら3分下さい!って感じでね。


そんな環境を作るのもスタッフなんですよね。
だからこそ文句は目の前で!って決めました。

裏で何かを言っても相手には伝わらないしお互い気分も悪いぞ!って。
特養に移動してある程度仕事を覚えてからですが、少しずつ良い環境ができてきましたよ。

良い環境が出来るとその場も自然と明るくなるものです。



と、ここまでが現場での私のこと。


今私が務めさせていただいてる介護福祉科(専門学校)ですが、最初に徹底的に教育に盛り込まれるのは『人間の尊厳』についてなんですよ。

とことんそれ。

ホームヘルパー2級から3年働いて国家資格を取った私には目からうろこでした。

身体介護や実技はその後。

それよりも大切なことを学生さんに考えてもらうんです。

そして介護福祉士の専門性について学びます。
私たちの専門性はスピーディーに身体介護をすることだけじゃないんです。(←これは仕事であって専門性ではないですよね。)



介護福祉士の専門性は

①介護過程の展開による根拠に基づいた介護実践
②指導・育成
③環境の整備・多職種連携


です。


これは、日本介護福祉士会のホームページで見れるんですけど

これを見ると介護福祉士という仕事の大切さ感じられませんかね?

介護の方法ってひとりひとり違くて、何パターンもあって、それを計画して実践して結果を見てまた計画を立て直します。

その繰り返しです。

そして新人さんを指導・育成し、時にはご家族や地域の方にも介護のことをお伝えし、頑張り過ぎないように声を掛けたりもします。


介護の必要な方の生活の場を整備する為には多職種連携も大切。
医者や看護師、ケアマネージャーや福祉用具専門相談員の方々、その他の方にも介護福祉士としての目線で意見を出し、より良い、より安全で快適な生活が出来るためのフォローをします。


身体介護はその中の一部です。

その忙しさに追われて、大切なこの『介護福祉士の専門性』を忘れちゃいけないなって思います。


私が施設を作れるのはいつだろう。
占いでは44歳で起業しろと言われておりますが…笑

最近、周りに福祉に熱いお父さんお母さんが居てね
『全部を複合した施設が出来たら幸せなのにね!』って話してます。

ホントだよ!

大人も子供もお年寄りも、障害があろうがなかろうが
みんなその人らしく生きていけなきゃダメだろが!

いつか細々と始められたら助けに来てください。笑