子供の頃、火垂るの墓を見た時
悲しいより怖い方が強かったのを覚えてます。
火傷をおったお母さんの顔がテレビで流れると怖くて目を覆いました。
大人になってこの作品を見るとまた違う気持ちになりました。
それも年齢によって感じるシーンも変わって
この歳になると最後のシーンが心に響きます。
戦争さえなければ…
平和な世の中であれば
小さな命は消えなくて済んだんですよね。
高畑勲さんはどんな気持ちでこのラストを作ったんだろう…。
小さい時は私に戦争の恐ろしさを教えてくれた。
そして大人になって戦争の愚かさを教えてくれた。
ずっとずっとこれからも観続けられる作品であって欲しいなと思います。