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ふみ枝さんへ

おばあ様の件、とても心配ですね。

介護、骨折に関する質問ですが
おばあ様はベッドに横になる際に例えば右側に壁があるとか、右側に何かしら物があったりしませんか?

もしかすると移乗の際に右側が当たってしまっての骨折も考えられないかな?と思いました。
お年寄りの骨はめちゃくちゃもろいので(皮膚も)私たちとは比べ物にもならないくらいすぐに折れたり裂けたりしちゃいます。

皮膚に関してはちょっとテーブルに当たっただけでもパリッてラップが避けるみたいに破けてしまうんですぐすん

とは言え今回のご質問は骨折。
認知症があってもご自身で訴える事ができたのであれば気付くのが遅かったですよね。

中には骨折をしていても気付かず普通に生活してしまうお年寄りの方もいらっしゃって、内出血や腫れで気付くご利用者さんもいらっしゃいます。

本当に些細なことで怪我してしまうので私たち介護士も細心の注意をはらって介護に携わっております。

しかしながら、私も過去に骨折させてしまった経験がございます。

朝のトイレ介助中、意思疎通のできる方だったので
『トイレに座って待っていて下さいね』と声を掛けちょっと離れたすきにトイレからのずり落ちでの骨折でした。

その場で痛みの訴え、腫れがすぐに見られたので救急搬送となりました。


ご家族にもすぐに謝罪をしご理解いただけました。


ふみ枝さんのおばあ様の施設の雰囲気はどのような感じでしょうか?

虐待がニュースで取り上げられる昨今ですが、多分圧倒的に良い介護士の方が多いと思います。(そうであれと願っております)
良いニュースは取り上げられずらい世の中ですからね。

逆にそれが利用する方の心配の種になってしまっていることがとても悲しいです。


ふみ枝さんのおばあ様の件に関してはまず事故検証等施設内で行っているとは思います。
いつ骨折したか分からないにせよ、骨折してしまう箇所などあったかどうか、これから何に気を付けていくかなど話し合うのですが
骨折などの大怪我の場合、市町村への届出が必要なはずなので確実に話し合いはしているはずです。

気になる場合、お時間等大変かもしれませんが一度施設を訪問することをおすすめします。
施設内の雰囲気やスタッフの雰囲気を見たり話したりすることで不安が解消されたり逆に気になることが見つかるかもしれません。

そして改めておばあ様の1日の動線を聞いて、骨折してしまいそうな箇所があったら改善してもらいましょう!

『ここに当たっちゃうかもしれないからタオルやクッションを置いてください』などなど

私たち介護士が見落としがちな場所も新たな目線で見てくださるご家族様からの意見が大切なことも多々ございます。


そして私たち介護士もご家族に安心していただける環境、不信感を与えない行動が必要です。
いかに信頼していただけるか…そこなんです。

それを怠ってしまってはこの仕事は成り立たないと思っております。

生活の中で申し訳ありませんが100%安全はございません。
私たち介護士も利用者様も人間です。

だからこそ信頼が必要で会話が必要だと思っています。

心配な時こそたくさん介護士と話をしてみてください。どれだけ誠意を持ってお話できるか、どれだけ利用者様のことを思っているかコミュニケーションで分かることもたくさんありますよ。


虐待を疑われた時は表情や発言に注意して観察してみてください。
何かしらのSOSを発信しています。


ここまで書いてきて、じゃぁどんなふうに改善したら良いかなー?と私的に考えると

◎月に一度は訪問することを心掛けてはご利用者さんの様子観察、コミュニケーションを図る。

◎スタッフ施設内の様子を観察し雰囲気が良いかチェックする

◎動線に危険なものがあったら撤去してもらう

こんな感じでしょうか。

その中でもし【虐待じゃ!?】と疑わしい時は直接施設長に相談してみてください。
そこは気を使わなくて大丈夫です!
不信感はすぐにでもとっぱらって欲しいと思います。

預ける側が安心、ご納得され楽しくご利用できる場所でありますように。

そしておばあ様、お大事に。