◎前回のお話





トマトの収穫も落ち着き


息子の夏休みも終わり



とうとう小学校へ上がる準備をする季節がやって来た。



集団での知能テストだ。




どうやったかは忘れてしまったが『頑張ってきてね』と送り出したのは覚えている。



どんな結果になるのか…




案外何事もなく小学校に行けちゃうんじゃないかな…とか。




不安と期待で結果を待った。





その間、運動会や遠足と年間行事が過ぎていく。



お弁当を作り家族で食べる。




大切な笑顔の思い出。




こうして息子の3分の2の幼稚園生活が終わっていく。





そして知能テスト結果が出た。



通知には【再検査】と書かれていた。





『そっか…』




少し期待していた気持ちが少し下がる。



私はこの時、息子の特別支援級への進学を考えていた。




ゆっくりでいいから大人になっても困らないように成長して欲しかった。




その気持ちを旦那に伝えた。




『再検査って出た。多分個別にやれば出来ると思う。


それでも将来困らないように私は特別支援学級を希望したいんだ。』




今まで子育てしてきて私が1番息子を理解している…。



多分旦那より…。





『とりあえず再検査に行こう。』




市の教育委員会に連絡し再検査の日程を決めた。