いつもありがとうございます。
お金の話は、つい「難しい」「大人の話」と思われがちです。しかし、子どもにも伝わるシンプルな考え方があります。それが「鶏と卵」の話です。
たとえば、卵が1つあるとします。
この卵を毎日食べてしまえば、いつかゼロになります。
しかし、この卵をあたためてヒヨコにし、ニワトリまで育てると、やがて卵を産むようになります。
これがお金の基本的な考え方にとてもよく似ています。
卵は「最初のお金(元本)」
ニワトリは「育てたお金(資産)」
産まれる卵は「利息や配当」
という関係です。
お金は「使う」か「育てる」か
お金を全部使ってしまうと、そこで終わります。
一方で、少しだけ残して育てると、自分が働いていない時間にもお金が増えていく仕組みが生まれます。
これはギャンブルではなく、時間を味方につける方法です。
ニワトリは1羽だけに頼らない
もうひとつ大事な考え方があります。
それは「ニワトリは1羽にしない」ということです。
もし1羽しかいなければ、病気になったときにゼロになってしまいます。
だから複数のニワトリを育てます。
これは投資の世界でいう「分散」という考え方です。
子どもに伝えたい一番大切なこと
この話で本当に伝えたいことは、「お金を増やす方法」ではありません。
お金は目的ではなく、人生の選択肢を増やすための道具だということです。
・すぐに使う
・大切に育てる
・少しずつ増やす
この選択ができる力こそが、金融リテラシーの本質です。
鶏と卵の話は、大人にも通用するシンプルで強い考え方です。
ぜひ、ご家庭での会話や教育のきっかけとして活用してみてください。