おはようございます。
水の中の世界はとても不思議です。
朝マズメという言葉聞いた事ありますか?釣りをされる方ならば知っているかもしれません。
簡単にご説明します。夜明けのタイミングで太陽の光が水面を照らすとき、魚の活性が上がり釣り易くなるという時間帯を朝マズメといいます。
自然界の水中には、シアノバクテリアなど植物性プランクトンが豊富にあります。そして、太陽の光を受けて光合成を行い酸素を出します。緑色のプランクトンです。それらは、太陽の光が大好きなので浮上します。そして、動物性プランクトンは植物性プランクトンを食べます。ミジンコなど多くの動物性プランクトンが水中には生きています。それらも浮上してきます。
水中の小魚は、植物性や動物性プランクトンを餌にしているため当然水面に集まって来ます。その小魚を食べる大型魚も浮上してきます。この自然のサイクルは何億年も前から当たり前に行われています。地球の神秘のひとつですね。