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「三十六計逃げるに如かず」の「三十六計」とは、『兵法三十六計』という兵法書に書かれた戦術のことを指します。184年から589年の間に続いた「魏晋南北朝時代」の「宋」という国の将軍であった「檀道済(たんどうせい)」が書きました。
兵法書としては、「孫子」が世界的に有名ですが、中国の民間では「兵法三十六計」が大量に流通しており、有名です。この36種類の戦術の最後に「走為上」というものがあります。
「勝ち目がないなら全力で逃げて、損害を避けるべき」という内容が書かれています。
走為上(そういじょう)は兵法三十六計の最後の計。 「走(に)ぐるを上(じょう)と為(な)す」、万策尽きたときは逃げるのが最善の策である、という意味。