10月10日
島根県に別れを告げ向かったのはお隣の広島県
中国山地を貫く島根と広島を結ぶ無料の道路を通り
テニスコートの方が比較的うさぎさんたちが駆け寄ってきてくれました
網の向こうにいてもかいくぐりこちらにやってくるので大丈夫(笑)
今回も……また今回も……残念ながらカラスの被害にあってしまった子を発見
遠くでカラスが地面で何かを突っついているのが見えて
嫌な予感を抱えながらも近付いて行ったら息絶えたうさぎさんの身体が突かれて内臓が見えておりました
ご主人と2人で埋めました(写真の子ではないよ)
【うさぎさんの味方】という事を前提においてですが
以前はカラスが憎たらしくて憎たらしくて本当に敵対心むき出しだったけれど(普段は意識しないが島に来ると意識する。うさぎさんの天敵だからね)
去年の秋に和歌山県の紀伊半島の熊野エリアへ行き
熊野三山を参拝させていただき
その神の遣いである八咫烏の存在を改めて実感してから
カラスへの見方が変わってきて
日常生活でも見かけるたびに可愛く思えてきてカラスの概念が変わったのです
今回もまた被害にあってしまったうさぎさんを発見し
カラスが憎いには憎い!
けれど
以前のようなものすごい憎たらしい気持ちは軽く
弱肉強食と言ったらおかしいけれど
自然の中で生きてゆくためには仕方のない食物連鎖的な事で……
でもそれに対して息絶えたうさぎさんを埋めてあげる事しかできないのがまた悔しいし……
もちろん私たちはうさぎさんの味方であるし
でもカラスの気持ちも少なからず理解はできる
難しいです……
私たち人間が大久野島のうさぎさんたちを少しでも救うためにできる事は
エサやりのあげかたであったり
一回にあげるエサの量だったり
周りの環境に応じてエサやりの対応したり
食べ終わるまでそばで見守るなど
できる事からやって行こうと私は思ったのでした
あくまで私の考えや思いなので……
ひろしまねツアー 後編へ続きます