アジア2次予選、ウズベキスタン戦
なでしこJAPANのパリ五輪出場をかけたアジア2次予選の2試合目の今夜の相手はFIFAランク50位の地元ウズベキスタン。
アジアのサッカーレベルも少しずつ向上していますが、欧州・南米に比べるとアルゼンチンやドイツやスペインなどにも勝つプレーができる日本などを除けば、まだまだ遠く及ばない。アジアにはアジアなりのブレーの難しさがある。
この試合では9人メンバーを入れ替えインド戦で温存したW杯得点王のスピードスター宮澤ひなた選手とテクニシャン清水梨紗選手など欧州クラブ組が多く先発した。
試合は立ち上がりからほぼ100%近くウズベキスタンエリアでの積極的な攻撃を展開し、ウズベキスタンは消極的な守備体型で無理にボールを奪いに来ない動き。
前半10分に、遠藤純選手のCKを南萌華選手が頭で合わせ先制点!!続く同15分にワントップの千葉玲海菜選手がゴール右にねじ込みシュートを決め追加点!!
その後もウズベキスタンエリア内でバスの連続でボール回しが多く攻撃の仕掛けをしていない。停滞した試合運びに観えてしまう。日陽も意図的な暗黙の了解が働いた。
このまま前半終了。
選手交代で中嶋淑乃選手が2列目左に、猶本光選手が2列目右に入り後半がスタートしたが、
両者得点入らず、2-0で日本が勝利した。
勝って勝点を6に伸ばしたものの、アジア枠2枚のパリ五輪切符を確実に掴むために意図的に決勝トーナメントの戦い易い対戦相手を考えて、日本は躍動感もスピードもなく2点を守るためボール回しだけで積極的な攻撃をしないし、ウズベキスタンも次戦が2連敗しているインドに勝てば決勝トーナメントの可能性があるためボールを取りに来ない。お互いが計算された何ともつまらない試合だった。