チャ「はぁ〜

 気持ちよかった〜

 おっ 

 いい匂い〜

 お腹すいたぁ」





 いつものチャンミナだ


 よな



ユ「おう

 温め終わったから

 食べよう」



 食卓をセッティングして

 


ユ「はい

 参鶏湯風雑炊

 と

 頂き物の

 キムチ

 口に会うといいんだけど」



 チャンミナは

 匂いをかいで

 笑顔になった



チャ「ん〜いい匂い

 美味しそう」



ユチャ「いただきます」






チャ「くぁーーー

 うまぁ〜い

 疲れた体に沁み渡る〜」



 バクバク食べるチャンミナに

 俺は嬉しかった



ユ「ふふ よかった


 にしても

 珍しいよな

 急な残業だなんて」



 チャンミンはスプーンを置いた




チャ「ごめんなユノ

 ご飯も作ってもらって

 明日から

 少しの間帰宅も遅くなりそうなんだ

 悪いけど

 ご飯は各自でってことで」




ユ「いや

 それはいいんだけど


 今はスーパーのお惣菜も美味しいしさ

 まぁ

 チャンミンの手料理には負けるけどさ」



チャ「おっ

 ありがとう

 お世辞でも嬉しいよ」



 ニコニコするチャンミンに

 今なら

 背広の匂いのこと

 聞けるだろうか



ユ「チャンミン

 あの匂い」



チャ「ん?」


 

ユ「あっこのおじやいい匂いだよな

 あはあはあは


 俺は今週残業ないからさ

 あの


 俺

 何か料理新しく挑戦してみようかな

 携帯で検索したら

 いろいろ出てきてたし 

 俺も

 全く料理できないわけじゃないし

 レシピがあれば作れるし

 買い物も何かあるなら

 しておくよ」



チャ「えっ

 いいの?

 それは嬉しい

 やっぱり惣菜を買うばかりだと

 家計に響くしさ

 今後のためにも

 貯蓄はしておきたいし

 明日は

 ニコニコマートで牛乳が安いんだ

 頼んでいい?」




ユ「お おう

 任せとけ

 牛乳な

 うん買っとくし

 何か俺に作れそうな料理調べておくよ

 チャンミンの帰りが

 遅くなるなら胃に優しいのがいいよな

 うん」



チャ「無理はしなくていいからね」


 ニコニコと俺を見つめる

 チャンミナに

 浮気なんてあるわけないよな