ミノは玄関へと向かった
話し声が聞こえる
聞き慣れた声に
僕は動けずに
リビングで立ち止まっていた
ユ「こんな時間にすまない
だけど
チャンミンに会ったのは
君が最後なんだ
何か少しでも
思い出してもらえないか?
チャンミンのあの日の様子とか
どこかに行くとか
なんでもいいんだ
何か
何かいつもと違うことはなかったか?」
ミ「あの日
ヒョンは高熱がありました」
ユ「ヒョン・・・?」
ミ「あなたは
なぜヒョンを置いて
女性と出て行ったんですか?」
そうあの日ユノは
イェジと出て行った
それだけなら
女性を送って行くだけ
そう
思えたかもしれない
だけど
寝室からのあの匂い
思い出すだけで
胸が苦しい
そして
悔しくもなる
ユ「あの日はたまたま
家の近所でイェジに会ったんだ
あの日の子ね
その子が急にお腹が痛いって言うから
トイレを貸した
その後に
イェジに電話が来て
母親が倒れたと言うから
送って行ったんだ
車の方が早かったから
チャンミンには君がいた
そうじゃなければ
俺だって
高熱のあるチャンミンを放っておかない
なぁ
何か
何か知らないか?
電話も出ないんだ
一度でてくれたけど
すぐに切れたし」
イェジのお母さんが
倒れたのか
ミ「中にどうぞ・・・」
