神様がご覧になって極めて良かったとされたこの世界に

人間をおつくりになります。

 

7節で主なる神は人間に命を吹き込みます。

それまでは土の上で横たわっている存在から

頭を上げて前に進むものとなりました。

「生きる者となった」とありますが、

原文では「ネフェシュ」という言葉で、

大事なものを求めて口を大きく開くという意味です。

つまり、人間は何かを求めて生きる存在となった、ということです。

 

神様は人間に住む場所、食べ物、役割、生きがい、

同じ目線で一緒になって生きていけるパートナーを与えました。

 

そして良しとされているこの世界に向かって、善悪知るの木の話が出てきます。

今までは人を試し、神様に自分を捧げるかをみるという解釈が一般的ののようですが、

今は自分を中心としてしまうと、関係性を崩し、喜びを失うことを勧告するものであるとされています。

 

聖書学にも変化がありますね。

絶対ではありません。

やはり自分で感じた神理解は大事にしながら、

聖書も読んでみたら面白いと思います。