今や冬の風物詩となっているM-1グランプリ。何故こんなにも人気になったのをかんがえてる。
第一にM-1グランプリは、今人気の芸人の芸人をテレビ関係者や芸能事務所の人間が選んだのではなく、M-1グランプリに出たい芸人たちが予選を戦い抜いて、決勝でテレビにでる。ここには事務所の力や、テレビに出れば視聴率が取れる芸人が出るわけではない。
自分もM-1グランプリは好きで、毎年見ているが、知っている芸人は2,3組しか出ない。それでも出ている全ての芸人が面白い。予選を突破した芸人の実力は本物だ。
第二に審査員がいて芸人一組、一組に点数を付けて1位~10位まで順位をつける所だ。テレビ側が旬な芸人を10組集めたネタ番組やって放送してもそれはそれで面白いと思うのだが、M-1グランプリ程の人気は出なかっただろう。
M-1グランプリは1位~10位まで点数を付けて可視化したことが画期的だと思う。3位の芸人と4位の芸人との差が簡単に分かることだ。3位と4位の差が1点差なのか、10点差なのかが分かりどの位差がついているのか簡単に分かる。
人間は順位が分かるのが好きだ。
第三にM-1グランプリは長いことやってほぼ競技になったことだ。よく審査員が「この日のために調整してきましたね」とか、
「良く仕上がってますね」という言葉はよく聞く。このような言葉を聞くと自分は「なんかスポーツみたいだな」と思った。
ある日、本屋に行ったらnumberというスポーツ雑誌でM-1グランプリの特集していた。という事は最早M-1グランプリはスポーツだ。
以上なことでM-1グランプリが成功した理由と考える。