松本人志が騒動になっているので、これも何かの機会だと思いさや侍を見てみた。大日本人は友達が買ったというので友達が見終わったら借りるつもりだ。

 松本映画はつまらないという評判なので今まで見てこなっかったがブログのネタになるなと思い見た。なぜさや侍にしたかというと「しんぼる」はネットの説明を読んだらあまりにも難解そうだったので、さや侍にした。

 さや侍のストーリーは脱藩して娘と一緒に逃げる主人公、野見しかし逃げている最中に捕まってしまう。捕まった先で切腹を申しつけられるのだが、母親が亡くなって以来笑わなくなった若君を30日の間に笑わす事が出来たら無罪放免にするという。

 そこから、野見は若君を笑わすためにギャグ行う果たして、野見は若君を笑わす事が出来切腹を回避できるのか。

 この作品見て思ったことは、松本人志が手掛けるホームラン級のギャグがドッカンドッカン見られると思った客は肩透かしを喰らってしまう。全てのギャグが内野安打しかも毎回ギリギリセーフ。相手の監督が「アウトだろ!」と言って審判に詰め寄るぐらいのヒット。時にはフォアボール、デッドボール、相手側のエラーで何とか出塁する。

 これでは松本人志のお笑いを期待して映画館に行った客は納得いかないだろう。自分はツタヤで100円で借りたし、あまり期待もしていなかったので、それなりに面白いと思った。しかも、酒を飲みながら見ていた。酒を飲むと凝った笑いよりもさや侍みたいなチープな笑いの方がいい。

 さや侍は可もなく不可もなし。そんな映画だった。興味があったら見てみてください。100円分ぐらいの面白さはあると思います。