いきなりタイトルですが、
「今日から俺は」を週間サンデーで読んでいた人はご存知の方も多いはず。
僕の中では、この「うしおととら」、そして「今日から俺は」は当時のサンデーの2大巨頭でした( ̄▽ ̄)
覚えてますか?こんな感じでしたよね(´▽`)
話を、超ザックリ言いますと、妖怪退治の槍をもった少年「うしお」と、大昔から人に恐れられていた妖怪「とら」がヒョンな事から
#「とら」は色んな名前があります。「長飛丸」「字伏」。。。「シャガクシャ」。。。
一緒に旅して、「白面の者」を倒す物語を描いた漫画です( ̄▽ ̄)
で、何で、この漫画をいきなり思い出したかと言うと、
この妖怪「とら」は、最初は凶暴な妖怪として登場しますが、
物語が進むにつれて、徐々にこの「とら」の正体が分かっていくんです。
この「とら」の正体は、なんと、もと「人間」だったんです!
そう!そうなんです!あの鬼滅の刃の鬼たちの過去と全く境遇が一緒なんです!
#まだまだ鬼滅の刃ループから抜けれそうにもありません( ̄▽ ̄)
で、しかも、この「とら」が何でこんな姿になったかと言うと、
「うしお」が持っている獣の槍は、槍の持ち主の命を削る事で、その槍の力が最大限に発揮され、
どんな強大な妖怪も屈する素晴らしい槍なんですが、この槍を使い続けると
最後には妖怪になってしまうんです(>_<)
#一回、うしおも妖怪になりかけた。
#でも、旅路で救っていった女の子たちが櫛でうしおの髪をほぐす事でうしおの妖怪化は止まった。。。
で、結論は、今の「とら」はこの獣のやりを怖がっていますが、
かつて、「とら」はこの槍の使い手で、そして最後にこの姿になった!って事なんです!
そして、挙句の果てには、「白面の者」って言う、マジでどでかいきつねの姿をした妖怪(白狐)がいるんですが、
まぁ、こいつが強いし、ずる賢いってわけで、マジで勝てそうにない妖怪なんですが、
ココにも「とら」との因縁があり、なんとこの「白面の者」は
人間だったとらがとある理由で、人を憎んで、憎んで、憎しみまくって出来た
トラの体内から飛び出した憎しみを力に変える妖怪だったんです!
#このストーリーも鬼滅の刃に負けないストーリー!
#最高傑作だと思います!
#人間だったトラの肩がどんどん大きくなっていって、最後に白面の者が飛び出てきます。
ここまでがこの漫画の大まかなストーリーなんですが、
結構、鬼滅の刃に似てますよね( ̄▽ ̄)
#ぼくの勝手な考察なので、鬼滅のファンの方、お許しください。。。
なぜ、「とら」が人間から妖怪になってしまったのか??
そこには簡単に言葉には出来ない壮絶な人間模様があり、
そして、「とら」が手に取った「獣の槍」も同じように、槍が出来た背景には様々な人間模様がありました。
白面の者を倒すための槍を作る為に、妹の命をささげる事になった兄。。。
荒れていて、暴力でしか自分の存在意義を示すことが出来なかった男に、笑顔をくれた少女が
自分の目の前で命を落とした時。。。
その悲しみと、憎しみが生んだ矛(獣のやり)と盾(白面の者)を描いたのが、
「うしお」と「とら」なんです(T_T)
すっごく色んな事があって、白面の者を倒す直前まで、色んな事があるんですけど、
最後の最後には「うしお」と「とら」がタッグを組み直して、
そして白面の者を倒すんですが、
最後、「とら」が絶命する前に言った一言が本当に心に響くんです。。。
もともと「とら」はいつかうしおを食べてやる!って言う事だったんですが、
一緒に旅をして、妖怪を倒していく中で、うしおの存在が変わっていくんですね。
で、そんな「とら」が絶命する直前に「うしお」が「お前は、おれを食うんだろ!」って言うんですが、
その時の「もう、喰ったさぁ、おなかいっぱいだぁ」って言い残して、
「とら」は消えて無くなるんです。。。
#この時点で、少し泣きそうなぼくがいる。。。
#皆さんにもぜひ読んで欲しい漫画。
うしおとの旅で、とらは色んな事に触れ、そして、最後の白面の者との戦いで、
なんで自分に白面の者との因縁があるのか?
そして、それが最後の最後で理解でき(いや使命を思い出し)、そして。。。
全てが満たされた。。。
#これこそ、責務を全うしたといった方が正しいかもですね。
だからこその、最後の一言なんだとぼくは思いました。
「とら」は白面の者との戦いで言います。
「どういうワケだかわしはもう、おまえを憎んでねえんだよ。憎しみは、なんにも実らせねえ。」って。
そこで、憎しみを力に変える白面の者の力を超える事が出来た瞬間でした。
#「とら」の過去の全てが清算された瞬間とも言えますね。
これも、また名言ですよね。。。
#今になって気づく。。。
#本当に浅い自分に気づく。。。
と言うわけで、昨日から続く漫画の登場人物による名言集になってしまいましたが、
改めて、「うしおととら」も秀逸な漫画だったなぁとフラッシュバッグしてしまいました( ̄▽ ̄)
もし、これを読んで、まだ「うしおととら」を読んでない人がいましたら、
鬼滅の刃の時と同じように、騙されたと思って読んでみて下さい!
最終巻は涙無くして読むことが出来ないと思います( ̄▽ ̄)
名作は不滅ですね(´▽`)
ちゃんちゃん。