ぼくも一応マネージャー職をさせて頂いておりまして、
で、一応、部下も少しいるもんですから
やっぱりアドバイス的なモノをしなければならないのですが。。。
で、自分の引き出しってやっぱり増やさないといけないじゃないですか?
じゃぁ、どうやって増やすかと言うと、本を読んだり、人と会ったりとか。
で、ぼくももちろんそうなんですけど、今から数年前(3年前?)かな??
ある本を読んで、ちょっとここに行ってみたい!って思った場所があったんですね。
で、何でそこに行きたくなったかと言うと、一言で言うと
すたびれた商店街の活気の戻し方的な?
感じの事が紹介されていたんですね!
で、僕が勤めてる会社も、すたびれてる。。。とまでは言いませんが、やっぱり〇〇クロとかに比べると
やっぱりすたびれてる?かなぁと。
で、興味が一瞬にして湧いたので、思い立ったが吉日作戦で大阪にひとっとび!
そう!前回書いた「枚方T-SITE」の前日にそこに行って来たんです!
で、その場所はと言うと、まず一つ目。
そう!大阪!黒門市場!!!
写真は2017年ぐらいなので、活気が戻った風景なんですが、数年前まではかなりさびれていたようです。
で、そこでこの黒門市場が売った手立ては
「商店街全体をフードコード」にした!
という事なんです!
確かに、歩き食いをしている人や、店内にイートインコーナーを併設しているお店がたくさんありました!
で、一番は「インバウンド」需要を見事に取り入れた事!
昨今、大阪自体のインバウンドは2019年で
訪問数・・・12,307千人(全国2位)
旅行消費・・・63,889円(全国6位)
要するに約8億のお金を大阪に落としている事になります!
そりゃぁ、大阪商人が逃す手はないですよね!
で、黒門市場を探索しますと、本当に中国人だらけで、見事なまでに皆さん食べまくり!
で、やっぱり気づきますよね!そう!値段が高いんです!そうなんです!
ここでしっかりと利益を出してますよね!賢い!と言うか定石をしっかりと踏んでます!
そこで、さらにこんな方も。
「日本一のホルモン!」って言いきってました(笑)
で、もちろん買います!食べます!美味しかったです(^_^)v
キッカケは、大阪府の援助で、黒門市場特集のパンフレットを日・英・韓・中の4か国語で作った事で
一気に外国人観光客が増えたとの事。
で、どうせやるなら「オーバーツーリズム」の懸念をも跳ね除ける程の
徹底ぶりで、最初のコンセプトである「商店街全体をフードコートにする!」を貫き、
そして、それを商店街全体で貫いた結果が今のこの活気に繋がったんだと思います!
そして、案の定、ぼく、ここでお知らせしてますしね!口コミ最強!(笑)
ただ、これにも大きな弱点はありますよね。
そう、コロナです。中国人来訪者もすごく減っている今、インバウンドだけに依存していたならば
確実にダメージは受けます!
先に書きました、神社ビジネスや、アニメの聖地巡礼ビジネスにも唯一の弱点と言っていい弱点がこれです!
元々、黒門市場は「ミナミの台所」として、近所のプロの料理人が材料を買う為に
使っていた商店だそうですが、このインバウンドに特化したスタイルによって
今までの職人さんたちが離れた可能性は否めません。
もちろん、長いお付き合いの中で作られた「絆」にて、今でも付き合いがある商店もたくさんあると思いますが、
人間、やっぱり欲もありますので、どうしても目先の利益に走り、顧客(ファン)を
いつの間にか経ってしまった商店もあると思います。
こういう時に、本当のファンとのつながりが試されますね!
本当に商売をしていたなら今でも大丈夫でしょうし、儲けだけに走って「信用・信頼」を失った商店は
このコロナ禍の影響で確実に無くなっていくと思います。。。
でも、すたれていたこの商店街を、インバウンドという特殊要因とは言え、
見事なまでに実需をつかまえた大阪商人魂があれば、
この苦難を必ず乗り越えると思います!
ぼくも、また黒門市場に行って、食べ歩きしたいです!
と言うわけで、黒門市場は・・・
①プロダクト・・・新鮮な魚介類
②プライス・・・インバウンド(観光客)用にしっかりと利益が乗った金額
③プレイス・・・商店街(雨の心配なし)と言うにぎやかな空間
④プロモーション・・・大阪人魂!商魂のある店員さん!そしてやっぱりSNS!
見事な4Pが揃ってますね!
で、最初に言いましたように、もう一つ行きたい場所があったので、
次はそこに足を運んでみました!
そこは??
明日に続く!
ちゃんちゃん。