S&P500に連動した商品が大人気の昨今ですが、同指数のPERは直近で27.5程度となっています。
同指数のPERはここ10年ほどは20以上が常態化していますが、20までは十分下がるし、状況によっては一般的に株の平均PERと言われる15も可能性としてはあるでしょう。
また、現在は様々な指標から円安が行き過ぎと言われており、近いうちに1ドル=140円程度は水準として十分あり得ると思います(場合によっては130円もあるかも)。
以上を加味すると、大きな暴落が生じなくても、S&P500は現在の数値から
20/27.5(PERの下落分)×140円/157円(為替分)≒ 65%
ちょっと行き過ぎても
15/27.5(PERの下落分)×130円/157円(為替分)≒ 45%
になることは十分ありそうです。
上記下落になれば絶好の買い場とも考えますが、少なくても現状はS&P500に集中投資するような状況にはないな、、、と改めて認識しました。