農林中金の赤字額が1億5千億円規模に膨らむというニュースが先日、ありました。

 

主にアメリカでの債券取引で生じた赤字を清算するためというアナウンスなのですが、私には腑に落ちない点があります。

 

それは、農林中金が農家の預金をもとに外債を買っていたのであれば、この間の円安の影響で利上げによる債券下落をある程度は緩和できているはず、、、ではないでしょうか(逆に上がっていてもよいはず)。

※例えば、1486 - 上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)の値動きはこちら

 

私は、①為替ヘッジをかけて債券を購入していたか、②アメリカでドルで資金調達を行い、債券を購入していた、かだと思っています。

※ちなみに、私の友人が務める某金融機関では②により数十億の評価損を計上しました。

 

いずれにしても、ここまで大きな損失に膨らむまで放っておくことは、かなり罪深いですよね。

 

経営陣に対する訴訟があってもおかしくないレベルと思います。