先日、リートに関する記事を書いたところですが(こちら)、もう少し、考えてみます(私なりに)。

 

長期金利は現在1%程度ですが、今後、2%程度まで上がる可能性は十分あります。

 

その際のリートへの影響ですが、借り入れに関する影響は徐々に生じるという認識です。

※借り換えの際に新規利率となるため。

 

ただ、長期金利とのスプレッドはすぐに縮まることになります。

 

一方で、長期金利が2%の世界とは、=インフレ状態です。

 

このため、賃貸料の上昇等を通じて利回りは徐々によくなるはずですが、その影響を図ることは、定量的には困難です。

 

 

ということで、結論。

 

長期金利が高くなることでリートの株価に悪影響があることは確かですが、配当目当てなら気にする必要はないのではないでしょうか。

 

逆に、買場と思って対応しておけば、10年20年後には長期金利が下がり、配当増も相まっておいしい状況が訪れるかも・・・です。