自己資本比率って指標がありますよね。

 

一般的に高ければよい、低ければ悪い、といった感じなのでしょうが、一部の銘柄については、数字の評価が難しいですね。

 

私の持っている銘柄でいうと、極端に低いのは日本リビング保証、きずなホールディングス、プレミアグループなどですが、私は問題があるとは思っていません。

 

具体的にはこんな感じです。

 

 

①日本リビング保証

 

自己資本比率は9.7%。前受金を負債として勘定しているために、極端に低いが、前受金は借入金ではなく、借入金自体は純資産額(約23億円)と同程度の約25億円。なお、現金・預金は32億円ほどあり、借入金は主に投資用不動産等の購入に充てられている。

 

②きずなホールディングス

 

自己資本比率は18.6%。新規店舗を急ピッチで開拓中であり、主に購入ではなくリースで開店の準備を進めているため、負債としてリース負債が計上されている。一方、資産にも使用権資産が計上されている。なお、借入金は55億円程度であり、純資産(約55億円)と同程度。

 

 

いずれも十億単位の借入金はありますが、私は特に問題を感じていません。