最近、新NISAにより外国株式の投資信託が売れることに伴い、
投資信託が売れる
→ファンドは投資信託を組成するために外国株式を購入する
→そのために円を売って外国の通貨(主にドル)を買う
→需給バランスから円安になる
という主張を見ることがあります。
確かにその傾向は出るのでしょうね。
ただ、その規模感ってどうなんでしょう。
この数年、つみたてNISAの広がりもあり、そもそも上記のような動きはあったわけで。。。
ちなみに2022年の為替相場における取引額は年間12,530億ドル(180兆円程度)であり(こちら)、オルカンの純資産額が2兆円になったと言っているレベルで、どの程度の影響になるのでしょう。
なお、一昨年の日銀による為替介入は年間9.2兆円程度だったようです。
※これでもインパクトとしては???ですよね。
私には正直、新NISAにより「大きな影響」が生じるようには思えないのですが。。。