少し前に生物学者が書いた本を読んだのですが、概要としては、

 

「地球上の生物は多様化し(=アミノ酸も多様化)、これによってアミノ酸を作り出す仕組みはより強靭になっている」

 

といった内容で、私的には考えさせられました。

 

10年~20年ほど前に、生物(人類)はDNAを後世に伝えるための船である…といった考え方が流行りましたが、DNAはアミノ酸を作り出すための設計図に過ぎないんですよね。

 

確かに究極的には、生物が生きる=アミノ酸を後世に伝える、ということなのかもしれません。

 

こう考えると、人間も人間以外も生きる意味って同じなんですよね。

 

また、アミノ酸を後世に残すという意味からすると、強い種(生物)が他を駆逐するというのも意味がないんでしょう。

 

 

一方で、人間の死だけは火葬により、多くはアミノ酸の生成に寄与しないわけで生物にとって特別な儀式ですね(通常は死は次のアミノ酸形成の糧(微生物を含め生物の食糧になる)になる)。

 

また、戦争はアミノ酸を後世に伝えるという「崇高」な目的に対して、全く必要がない行為と思います。

 

戦争、、、なくならないですかね。。。