以前、広島県内で鳥インフルエンザが発生したという記事を書きましたが(こちら)、その後も鳥インフルが断続的に発生し、現時点で170万羽弱の鶏を殺処分しています。
この間、毎日500人~1,000人の職員や自衛隊などが関係事務を行っているようですが(広島県HPより)、700人/日程度と仮定して主な資機材がどの程度必要となっているのか、ざっくり試算してみます。
防護服 4枚×700人×40日≒10万枚
マスク 2枚×700人×40日≒5万枚
ゴーグル 2個×700人×40日≒5万個
ゴム手袋 2双×700人×40日≒5万双
薄手袋 2双×700人×40日≒5万双
※以上、休憩時の交換等を含む。
くつ下 1足×700人×40日≒3万足
キャップ 1個×700人×40日≒3万個
ということで、多くの資材を要しています。
※このほかに鶏処分用の炭酸ガスポンべ、埋設用のトン土嚢なども必要です。
非常時に大事なのは兵站ですね。。。
ちなみに全国での過去最高の殺処分は令和2年の987万羽ですが、今年度はすでに1,200万羽程度となっており、まだ増え続けています。
なお、鳥インフルの流行時期は通常、2月末程度までです。