以前、レバナス(iFreeレバレッジ NASDAQ100)が指数に対して下方乖離しているという記事を書きましたが(こちら)、2022年12月末時点での状況をチェックしておきます。
ナスダック100 | レバナス(指数) | レバナス(商品) | 指数との乖離 | |
4月1日 | 1.000 | 1.000 | 1.000 | 0.000 |
4月29日 | 0.865 | 0.741 | 0.741 | 0.000 |
5月31日 | 0.847 | 0.700 | 0.711 | 0.011 |
6月30日 | 0.773 | 0.577 | 0.580 | 0.003 |
7月29日 | 0.869 | 0.724 | 0.728 | 0.004 |
8月31日 | 0.829 | 0.655 | 0.647 | -0.008 |
9月30日 | 0.742 | 0.521 | 0.509 | -0.012 |
10月31日 | 0.770 | 0.557 | 0.542 | -0.015 |
11月30日 | 0.804 | 0.600 | 0.587 | -0.013 |
12月29日 | 0.735 | 0.499 | 0.478 | -0.021 |
ということで、指数との乖離が開いています。
乖離については運用会社である大和アセットが12月6日に出しているレポート(こちら)でも触れており、次の図で説明しています。
が、私が作成した上記表では指数変動による効果は織り込んでいるので、乖離はこの図でいうところの信託報酬+為替ヘッジのコスト+その他を足したものとなっています。
これが2.1%ということで、前者2つは仕方がないとして、「その他」ってどうなのよ!!と思ってしまいます。
そして、「その他」の説明・比率が書かれておらず、他の要素に比べて極端に低いように見せる上記の図も「どうなのよ!!」
なんだかなあ。。。