1月15日 朝の健診で看護婦さんから 今日、胸膜
癒着術をすることを伝えられた。
痛みや熱が出ることを事前に知らされていたため、
洗濯をして、飲み物を補充しなければと考えてい
たら、ふと、目の見え方に異変が
左目を閉じて 右目を開けると視野が欠損していた。
5分ほどベッドで横になり、安静にしていると段々
と見えるようになった。
主治医に相談したら、胸腔ドレナージで中止にし
ていた 血液サラサラの薬（イグザルトとバイアス
ピリン）を直ぐに服用することになった。
午後、癒着術を始める。
薬剤を肺の周りに行き渡らせるため、ベットに横
になり左向き、仰向け、右向き、うつ伏せ、と
15分間ごとに体位を変える。そうする事で、薬剤
が肺の隙間全体に まんべんなく行渡るようだ。
ベットの上で寝ると、主治医がドレンチューブの
横から出ている 細い管から麻酔を入れて、
その後にタルクを注入。
注入されると右肺のあたりが冷たく感じる。
その後に、激痛が襲ってきた
呼吸を吸うたびにジンジンとした痛み。
脂汗が垂れる。麻酔が少し効き初めたが、
ズキ、ズキとした痛みもあり、呼吸は浅くしか
吸えなくなる。
深く吸うと痛みで、体がビクンと反応する
浅く吸うと痛みも少しは マシになる事を見つけ
るが、次は仰向けに15分 体位を変える度に痛い。
ゴロゴロと向きを変え、痛みに悶えながら終了。
その後の痛みは変わらず、特に 息を吸うときが
痛い。寝る時は比較的 痛みの少ない向きをを見つ
けて横になるが、ウトウトと気が抜け、息を深く
吸おうものなら、ズキンと強烈に痛み目が覚める。
しかも、咳が発作のように突然出るので最悪
結局、横にはなれないのでベットに座る。
胸水は変わらず排出されているけど、
いずれ止まるのかな？
痛い思いして、胸水に効果がなかったら嫌だな
夜中、トイレに行くのでヨロヨロと歩いていると、
夜間担当の若い看護婦さんが 声をかけてきた。
「大丈夫ですか？痛みますか？
」
思ったよりも かなり痛みますねと答えると。
看護婦さん
「どこ？腰・・？」と心配そう
「イヤ肺ですけど
」と答えると
「そ・そ・そ～ですよね
今日、癒着術をやった
ばかりですよね薬持ってきます
」て
確かに前かがみで歩いてたけど、
点滴台に捕まって歩いてたけど、
今は腰じゃないだろ！！
前から少し ほんわか
してるなと
思っていたが
その後、ロキソニンを服用してみたが変わらず。
座ってなるべく動かず、浅く呼吸をして
スマホを触り気を紛らわす。
痛みは肺が火傷して、上手く癒着してる証拠と
良い方に考えて頑張ります