ハイサイ‼️

鍼灸師の奥原です。


今回のテーマは、



耳鳴り

もしくは

突発性難聴


です!!!





意外と多い疾患なんです!!

病院に行くと、ステロイド投与

して薬物による治療になる事が

ほとんどです!

で、完治するのも1/3程度と

も言われています。

西洋医学をもってしても

明確な治療ではないと

裏付けられます。




  耳鳴り、難聴の原因は??


発症の原因の説も

ムンプスウィルスによる

感染によるもの。


耳の奥の聴力と平衡を

司る内耳と呼ばれる器官の

不具合によるもの。


そして、ここでも出ました

ストレスによるもの。


いづれにせよ、これが

本当の原因なのか

特定されていない

との事。。




  なぜ、鍼治療で改善するの?


ここで、

東洋医学(鍼治療)の

登場です!!!!


東洋医学の考え方は

"人体は小宇宙"

と考えていて、

自然の摂理と人間(人体)

の作用は同じ!

自然の作用を人体に

置き換えて治療するので、

上手く噛み合った時。


例外なく

改善されます!!!!!


だって、良くなる過程を

この目で確認して

きたのですから!


では、過去の症例を!





  突発性難聴


さて、はじめて

行きます!

40代女性

2週間前から

『キーン』と金属音のする

耳鳴りを発症し、

耳鼻科の病院に駆け込んだ。

突発性難聴と診断され

そして、ステロイドを

処方された。

しかし、少しは良くなった

ものの、耳鳴りは続いた為

鍼治療を希望し、来院。


早速、脈診をすると、

耳に関係の深い腎と

自律神経に関係の深い

肝の脈が沈んでいるが

分かった。

この脈を頼りに治療開始。


ちょっと専門的な話に

なりますが、

耳に関係の深い腎も大切

なのですが、それ以外に

も耳の周りを通過する

経絡は3パターンあります。

どの経絡を使うかが

カギとなります。


治療の回数をこなすうちに

耳鳴りの頻度も改善され、

閉塞性の難聴にも変化

が出ましたが、一進一退の

状況になり、今度は視点を

変えて、自律神経の調整を

行ったところ、上手く噛み合い

改善へと向かいました!!


治療期間、週1回の頻度で

3ヶ月ちょっと掛かりましたが、

改善されて本当に良かった!!

とホッとしました!!


この患者さんも、本当に

不安だったと思いますが、

私を信じてくれて、

感謝の気持ちで

いっぱいになりました!

ありがとうございました。




  鍼治療のプレッシャー


鍼治療って、即効性のある

印象を持たれている方も

いらっしゃると思いますが、

改善への道のりが長くなる

こともしばしばあり、

途中で諦めて、治療を辞める

方もいるのは事実です。


以前にも起立性調節障害

の中学生を治療しましたが、

治療期間、約3年掛かったことも

あります。

その中学生が治った頃は

大学も無事合格してました💮

あのプレッシャーは

今でも忘れません。


私も早く改善させないと〜!!!!

って思いますが、

本当にツラいのは患者さん

本人な訳で!!

色んな症状で悩んで苦しんで

いる方の不安を解消出来る

ように、日々精進します。







『鍼灸放浪記 沖縄から神奈川に流れ着いたバツイチ鍼灸師』第1話