昨日発災した「能登半島地震」については、後半でまとめます、

 まず、今日、1月2日の天気予報です。気象庁などによりますと、北日本や九州北部では、雨や雪になり、被災地の北陸を含め、午後遅くなると、雨や雪になる見込みです。
 その他の地域は、晴れます。

 続いてアメダスの昨日、1月1日の観測記録です。
 日最低気温は、1位が北海道幌加内町の朱鞠内(しゅまりない)で、ー25.0度です。ベスト10は、全部、北海道で10位の気温はー22.1度です。

 日最高気温は、1位が東京都・小笠原村の父島(ちちじま)で、22.9度です。ベスト10は、父島以外の9か所は、沖縄県で10位の気温は、21.6度です。

 日最深積雪は、北海道・留萌市の幌糠(ほろぬか)で、163cmです。

 次に、昨日(1月1日)の16時10分頃に発生した「能登半島地震」ですが、石川県で6人が死亡し、大きな火災や地震による建物崩壊、土砂崩れ、さらには津波の被害などが報道されています。
 このような被害の大きな地震の場合、デマ等も出ますので、国(内閣府、消防庁、警察など)や都道府県(石川県・福井県・富山県など)などが発表する情報で、確認してください。

 地震当初は、日本海側で、大津波警報や津波警報が発表されましたが、2日8時現在、日本海沿岸の多くの地域で、津波注意報が出ています。これまでの最大津波高は1m20cm(石川県輪島)ですが、余震も続いており、今後の気象庁の情報にも、注意してください。

 ちなみに、2011年の東日本大震災の当初発表の地震の規模(マグニチュード)は、今回と同じ7.6でした。また被害も、阪神大震災の半日後の死者数は、数十人程度でした。
 大きな地震の場合、全体の地震の規模や、被害の状況は、なかなか入ってこない傾向があります。今回も、被害の大きなところほど、被害情報が入ってくるのが遅くなりそうです。

 十分、公的な機関の、今後の情報に注意してください。

 

 

 

<気象庁天気図 1月2日3時>

 

<能登半島地震 1月1日16時10分頃の震度分布 気象庁>